[エッセイ]整形外科医のとんでもはっぷんーー人間生きてりゃイロイロあります

(著) 五島伸幸

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作品詳細

[商品について]
―治療にハプニングは許されないが、人生のハプニングは時として面白い―
大腿骨骨折の手術が終わり「手術はうまく行ったから早く治る」と励ましたら、ギプスを外して帰ろうとした初老の男性。ビヤホールのジョッキが気に入り、ちょっと失敬する代わりに高価なカメラを店に置き忘れた学生時代の友人。飲みに出た帰りにタクシーのドアにおやゆびを思いきり挟み、あまりの激痛に患者の痛みを身に染みて感じた苦い思い出ーー長年医者をしていると、変わった人やハプニングなどイロイロ出会います。患者、知人、家族、老犬、そして自分と平凡な日常の中にある出来事をユーモアたっぷりに綴った医学エッセイ。

[目次]
優良運転者
Mさん
上級生
たわごと
「昭和」の追憶
マイ・ゴルフ
診療雑録
方言
あの日、あの時
娘の縁談
病気とダンスを
戦後の想い出
わが家の老犬
「トマトをどうぞ」
詐病と診断書
「ここはどこ?」
依存症あれこれ
嘆きのメス
とんでもはっぷん
あとがき
著者プロフィール

[担当からのコメント]
人間ドラマの連続ともいえる医療の現場でも、こんなふうにユーモアと人間味にあふれるドラマもあるんだなとちょっとホッとさせてくれる本書。戦時中の話から世の中を騒がせた事件まで、多彩なテーマでお楽しみいただけます。ぜひご一読ください。

[著者プロフィール]
五島 伸幸(ごとう のぶゆき)

福岡県立嘉穂高等学校、九州大学卒。
佐世保共済病院、新光園、東洋工業附属病院勤務を経て、現在は整形外科医院を開業。

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