高原の風 : 住民と地方のまちづくりについて考える

(著) 清水澄

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作品詳細

[商品について]
―誇りある自立への軌跡―
地方自治体が競い合う時代に入ったいま、人口減少の中で、過疎化を防ぎ活力ある自治体として存続していくためにはどうすればいいのか――。
本書は、長野県原村の村長として魅力的な村づくりを精力的に推し進めてきた著者が、その在任中に自らの思いを村民と共有するために、広報や週報に綴ったエッセイをまとめた作品である。
小さな自治体が生き残るために進めた風土や環境を活かした村づくりは、自治体のあり方を考える上で示唆に富む内容となっている。

「目次]
はじめに
一、安全と安心の社会に
二、住んでみたい村へ
三、天賦の地に
四、人も地域も輝く
五、健やかに力強く
六、幸せの実現を
七、忍耐と矜持
あとがき
著者略歴

[出版社からのコメント]
理想の村や町について考えるということは、人々の生活だけでなく、環境や人口など大きな問題について考えるということでもあります。本書のエッセイは様々なテーマについて綴られますが、それらは私たちの生活が村や町、ひいては世界ともつながっているということを改めて思い起こさせます。「村づくり」を大きなテーマとする作品ではありますが、自立した人間の上に成り立つ社会という観点からも面白くお読みいただけると思います。

[著者プロフィール]
清水 澄(しみず・きよし)

趣味:読書、歴史、美術、音楽鑑賞
スポーツ:登山(長野県山岳協会顧問、公認上級コーチ)

 高校時代より山の魅力にとりつかれる。八ヶ岳西壁に数々の初登攀あり。海外の山にも憧れ、ヒマラヤでは未踏峰の初登頂も成し遂げたが、遭難も経験している。この経験が強い責任感と不屈の精神と該博な決断力を養い、さらに国際感覚と環境保全の精神につながり、村づくりの背景ともなっている。

◇主な経歴
1980年4月 長野県山岳協会理事長
1986年4月 原村消防団長
1986年4月 長野県山岳協会副会長
1995年4月 長野県山岳協会顧問
1995年5月 原村村会議員
1999年5月 原村議会議長
1999年8月 原村長に初当選
1999年8月 原村社会福祉協議会会長
1999年9月 原村振興公社理事長
1999年9月 農村更生協会評議員
1999年10月 長野県土地改良連合会理事
2002年9月 諏訪郡町村会長
2003年7月 原村長再選
2004年2月 日本赤十字社長野県支部監査委員
2005年10月 長野県町村会監事
2007年7月 原村長3選
2011年7月 原村長4選
2015年8月 原村長引退

◇ヒマラヤ登山歴
1969年 ネパールヒマラヤ、ガンガプルナ(7455m) 偵察
1971年 ネパールヒマラヤ、ガンガプルナ(7455m) 登頂成功
1975年 インドヒマラヤ、リシパハール(6992m) 登頂成功(他2峰)
1976年 ネパールヒマラヤ、マナスル(8156m) 登頂成功(日本・イラン合同隊)
1984年 中国青海省、アムネマチン(6268m) 登頂成功
1991年 中国チベット、シシャパンマ(8012m) 頂上直下敗退
1998年 中国チベット、シシャパンマ(8012m) 登頂ならず(中国地質大学と合同)

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