青夏白冬:句集
(著) 田中三二良
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―その言葉から、自然が香る―
りんごの木桃の木ぬれて春の川
先生の面影の濃く秋海裳
炎天や遮るもののひとつなく
氷上の体水平立てる鴨
春雨の石ひとつ置く歩道かな
心に刻まれた風景と思いを言葉に乗せて。ーー人生のおよそ半分を俳句とともに歩んできた著者が贈る、色彩豊かな傑作句集。
[目次]
序
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
そこにある文字をたどるだけで、その風景や香りが心をいっぱいに充たしてくれる。そんな魅力が本作にはあります。ときに温かく、ときに切なく心が揺さぶられるような感動の詰まった本句集、ぜひじっくりとご堪能ください。
[著者略歴]
田中三二良(たなか さんじりょう)
1932年(昭和7年)8月3日
長野県須坂市に生まれる
早稲田大学第一文学部卒
1973年(昭和48年)
「夏草」(山口青邨主宰)入会
1994年(平成6年)
「屋根」(斉藤夏風主宰)入会
一時「草の実」(鳥羽とほる主宰)に所属
俳人協会員
長野県俳人協会員
長野市俳句連盟所属
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