遍路で学ぶ生きる知恵

(著) 武田喜治

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作品詳細

[商品について]
―地元では大興寺のことを山号にちなんで親しまれている呼称があり、納経帳での寺号もその呼称で書かれているが、その呼称は次のうちどれでしょうか―
1.七日燈明、2.榧楠参道、3.小松尾寺
正解は、本書「四国第六十七番 大興寺」をご覧ください。
四国の豊かな自然のなかで弘法大師ゆかりの八十八か所を巡る四国巡礼。本書は、定年退職後の自由な時間で札所めぐりをしてきた著者が、第一番霊山寺から第八十八番大窪寺まで、それぞれの札所の歴史や思い出を振り返りながら、遍路という特別な時間の中で学んだ弘法大師の教えや「生きるための知恵」を、写真とともに綴った「お遍路記」である。生き方に迷っている方、これからお遍路をやってみたい方にもお薦めの一冊。

[目次]
はしがき
徳島県(阿波)
四国第一番 霊山寺(りょうぜんじ)
四国第二番 極楽寺(ごくらくじ)
四国第三番 金泉寺(こんせんじ)
四国第四番 大日寺(だいにちじ)
四国第五番 地蔵寺(じぞうじ)
四国第六番 安楽寺(あんらくじ)
四国第七番 十楽寺(じゅうらくじ)
四国第八番 熊谷寺(くまだにじ)
四国第九番 法輪寺(ほうりんじ)
四国第十番 切幡寺(きりはたじ)
四国第十一番 藤井寺(ふじいでら)
四国第十二番 焼山寺(しょうさんじ)
四国第十三番 大日寺(だいにちじ)
四国第十四番 常楽寺(じょうらくじ)
四国第十五番 国分寺(こくぶんじ)
四国第十六番 観音寺(かんおんじ)
四国第十七番 井戸寺(いどじ)
四国第十八番 恩山寺(おんざんじ)
四国第十九番 立江寺(たつえじ)
四国第二十番 鶴林寺(かくりんじ)
四国第二十一番 太龍寺(たいりゅうじ)
四国第二十二番 平等寺(びょうどうじ)
四国第二十三番 薬王寺(やくおうじ)
高知県(土佐)
四国第二十四番 最御崎寺(ほつみさきじ)
四国第二十五番 津照寺(しんしょうじ)
四国第二十六番 金剛頂寺(こんごうちょうじ)
四国第二十七番 神峯寺(こうのみねじ)
四国第二十八番 大日寺(だいにちじ)
四国第二十九番 国分寺(こくぶんじ)
四国第三十番 善楽寺(ぜんらくじ)
四国第三十一番 竹林寺(ちくりんじ)
四国第三十二番 禅師峰寺(ぜんしぶじ)
四国第三十三番 雪蹊寺(せっけいじ)
四国第三十四番 種間寺(たねまじ)
四国第三十五番 清滝寺(きよたきじ)
四国第三十六番 青龍寺(しょうりゅうじ)
四国第三十七番 岩本寺(いわもとじ)
四国第三十八番 金剛福寺(こんごうふくじ)
四国第三十九番 延光寺(えんこうじ)
愛媛県(伊予)
四国第四十番 観自在寺(かんじざいじ)
四国第四十一番 龍光寺(りゅうこうじ)
四国第四十二番 仏木寺(ぶつもくじ)
四国第四十三番 明石寺(めいせきじ)
四国第四十四番 大宝寺(だいほうじ)
四国第四十五番 岩屋寺(いわやじ)
四国第四十六番 浄瑠璃寺(じょうるりじ)
四国第四十七番 八坂寺(やさかじ)
四国第四十八香 西林寺(さいりんじ)
四国第四十九番 浄土寺(じょうどじ)
四国第五十番 繁多寺(はんたじ)
四国第五十一番 石手寺(いしてじ)
四国第五十二番 太山寺(たいさんじ)
四国第五十三番 円明寺(えんみょうじ)
四国第五十四番 延命寺(えんめいじ)
四国第五十五番 南光坊(なんこうぼう)
四国第五十六番 泰山寺(たいさんじ)
四国第五十七番 栄福寺(えいふくじ)
四国第五十八番 仙遊寺(せんゆうじ)
四国第五十九番 国分寺(こくぶんじ)
四国第六十番 横峰寺(よこみねじ)
四国第六十一番 香園寺(こうおんじ)
四国第六十二番 宝寿寺(ほうじゅじ)
四国第六十三番 吉祥寺(きちじょうじ)
四国第六十四番 前神寺(まえがみじ)
四国第六十五番 三角寺(さんかくじ)
香川県(讃岐)
四国第六十六番 雲辺寺(うんぺんじ)
四国第六十七番 大興寺(だいこうじ)
四国第六十八番 神恵院(じんねいん)
四国第六十九番 観音寺(かんおんじ)
四国第七十番 本山寺(もとやまじ)
四国第七十一番 弥谷寺(いやだにじ)
四国第七十二番 曼荼羅寺(まんだらじ)
四国第七十三番 出釈迦寺(しゅっしゃかじ)
四国第七十四番 甲山寺(こうやまじ)
四国第七十五番 善通寺(ぜんつうじ)
四国第七十六番 金倉寺(こんぞうじ)
四国第七十七番 道隆寺(どうりゅうじ)
四国第七十八番 郷照寺(ごうしょうじ)
四国第七十九番 天皇寺(てんのうじ)
四国第八十番 国分寺(こくぶんじ)
四国第八十一番 白峰寺(しろみねじ)
四国第八十二番 根香寺(ねごろじ)
四国第八十三番 一宮寺(いちのみやじ)
四国第八十四番 屋島寺(やしまじ)
四国第八十五番 八栗寺(やくりじ)
四国第八十六番 志度寺(しどじ)
四国第八十七番 長尾寺(ながおじ)
四国第八十八番 大窪寺(おおくぼじ)
あとがき
【主要参考文献】
著者略歴

[担当からのコメント]
なぜ大変な思いをしてまでお遍路をするのか、不思議に思われる方も多いかも知れません。空海という日本で最高峰の知恵を持つ人物の足跡を辿り、その息吹を感じることは、言葉では表現できない魅力なのだろうと思います。お遍路に行かれた方もそうでない方も、ぜひ本書でお大師さんを感じる旅を楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
武田 喜治(たけだのぶはる)

1943年奈良県生まれ。大学卒業後、政府系金融機関に勤務し、各地に転勤、四国在勤中に遍路に出会い、遍路を重ねる。定年退職後、自由な時間を活かして「歩き遍路」を6回実践、民事調停委員、司法委員を歴任、東京歩き遍路交流会事務局長。
趣味:囲碁、歩き遍路、俳句、読書、旅行
住所:東京都杉並区上井草2の34の3
メール:nobuharutakeda@hotmail.com

武田 千佐子

主婦、カット作成
趣味:水泳、水彩画
日本図書館協会選定図書(平成16年2月18日)

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