赤とんぼの来た道:赤とんぼ晩秋の空をゆく
(著) 長坂幸夫
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─昭和、平成、令和を見つめて─
90歳を迎えたいま、この15年のあいだに書き留めた文章をここに記す。ーー愛犬サリーと過ごしたかけがえのない日々をサリーの視点から綴った「サリー物語」。戦後、食糧難によりまともな食べ物にもありつけない中で始まった自身のサッカー人生を振り返る「我が青春のサッカー」。母方の祖父にあたり、会津藩士の馬島瑞園に関する新たな情報をまとめた「馬島瑞園の生涯とその家族」など、全13章にわたって人生の証を綴る。
[目次]
まえがき
第一章 シリーズ 愛しき動物たち ─サリー物語
第二章 妻 裕子のエッセイ
第三章 地域社会と共に
第四章 上野原市の文化活動の推進を目指して ──文協だより「明日に向かって」
第五章 りんどうの里美術展
第六章 我が青春のサッカー ──歴史ありて
第七章 石川洋平氏の思い出
第八章 共に歩んだ東京都サッカー審判協会
第九章 折々の記
第十章 コラム
第十一章 馬島瑞園の生涯とその家族
第十二章 最後の長坂血鑓九郎
第十三章 水墨画 ──「球魂会」出展作品より
著者プロフィール
[担当からのコメント]
本作の著者は、学校の校長先生や文化協会の会長など、さまざまな役職を経験されていますが、その中の一つに東京都サッカー審判協会の会長というものもあります。それに伴い、本作には日本におけるサッカーの歩みや、戦後間もない頃の学生サッカーの様子なども記されていますので、サッカーの歴史に興味のある方はぜひ読んでみてほしい1冊です。
[著者略歴]
長坂幸夫(ながさか さちお)
1932年 東京都に生まれる。
1952年 東京都立北園高等学校卒業
1957年 東京教育大学農学部卒業
1957~1962年 板橋区立西台中学校教諭
1963~1965年 東京都立三鷹高等学校教諭
1965~1968年 東京都立青山高等学校教諭
1968~1971年 東京都立保谷高等学校教諭
1971~1978年 東京都立南多摩高等学校教諭
1978~1983年 東京都立拝島高等学校教頭
1983~1989年 東京都立調布北高等学校校長
東京都サッカー協会理事、審判委員長、関東サッカー協会理事、審判委員長、日本サッカー協会審判委員会委員、東京都サッカー審判協会会長、上野原市文化協会会長を務める。
柳営会会員
1999年JFA(日本サッカー協会)功労賞、2001年IOC・FIFA(国際オリンピック委員会・国際サッカー連盟)功労賞を受賞。
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