認知症のこと、ちゃんと理解できていますか?:母親の介護経験で得た知識と想い
(著) 小林敏
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[商品について]
ー私が見た、感じた、知った認知症ー
日本が直面する高齢化社会。それは、誰もが明日にでも認知症を患った家族の介護に迫られる可能性がある社会ということでもある。だからこそ、認知症のことをちゃんと知っておきたい。ーー本書は、かつて認知症の母親の介護を担った著者がその体験談とともに、認知症に関する知識や実態をまとめた1冊。
身近な人の認知症を早期に発見するための7つのポイントや、おかしいと気づいたときの心得といった、高齢者と接するうえで知っておきたい予備知識も豊富に掲載する。いつか訪れるかもしれない「まさか自分の家族が」という衝撃と混乱を、少しでも小さくするために。
[目次]
1 まさかの衝撃
2 アルツハイマーだけが認知症じゃない
3 これで解る認知症のポイント
4 認知症老人を理解するために
5 在宅介護は最良ではないけれど
6 体験した医療と福祉の現状
7 キラリきら星ときめく国
8 おかしいと気づいたときの心得
9 人間このいとおしきもの
10 私のこと妻のこと
11 諸行無常
[担当からのコメント]
認知症という言葉そのものや、代表的な症状については何となく知っているという方も多いと思いますが、認知症の人がどんなことを考え、どんな世界を生きているか、というところまではあまり知らないのではないでしょうか。そんな認知症患者の内面にまで鋭く迫った本書。高齢を迎えた家族がいる方はもちろん、介護士を目指している方をはじめ、高齢者と接する機会の多い方には大変参考になる1冊です。
[著者紹介]
小林 敏(こばやし・さとし)
団塊世代。認知症の母を呼び寄せ、介護を1995年から本格的に開始。
脱サラして認知症専用のデイサービスを開設する。
2016年6月、13年間のデイ事業にピリオドを打つ。
2017年12月4日 母94歳で没す。
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