詩集 夜明けのばら

(著) 大橋住江

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作品詳細

薄明の空に消えてゆく
星々の影

朝がくる
あけぼの色の戦慄だ
(「朝がくる」)

夜明けをテーマに紡がれた25編の詩。ばらの花や海をモチーフに、大いなる「時間」のあゆみと「いのち」のかがやきを描く。何かがはじまるという静かな予感に満ちた傑作。

【著者プロフィール】
大橋 住江(おおはし・すみえ)
一九三一年 浜松市に生まれる

著書(詩集)
一九六〇年『おおわれた夏の日に』詩旗社
一九六三年『櫂』詩旗社
一九六五年『憂愁』思潮社
一九六六年『生の揺籃』思潮社
一九六九年『フリュート賛歌』思潮社
一九七二年『感受の森』青土社
一九七七年『祈りの思念』青土社
一九七九年『流れの幻想』創芸社
一九八二年『海の鏡』創芸社
一九八九年『沈黙の音』沖積舎
一九九四年『時間の海』沖積舎
二〇〇五年『ひかりの音』沖積舎
日本現代詩人会会員・中日詩人会会員

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