訪ねてみたい街・住宅とその美の秘密

(著) 竹山清明

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作品詳細

[商品について]
―真の「美しい」街・建築とは―
窓割りや屋根の形状など、どこをとってもシンメトリー(左右対称)性が排除されているにもかかわらず、その美しさが人々を魅了する不思議な民家が並ぶイングランドのレイコック村。外壁がさまざまな明るいパステルカラーで彩られ、まるで絵本の中の世界のような家が立ち並ぶフランスのポールグリモー。戦後の復興期、膨大な建設費をかけてでも再建したいという市民の思いが実を結び、今では新旧の建築様式が見事な調和を見せるドイツ・フライブルク…。本書はそんな世界各地の美しい街並み、合計27例を写真と文章で紹介した一書です。また後半部分では、そういった美しい街並みはいかにして創られたのか、日本と欧米の建築やまちづくりの違いはどこにあるのか、など建築と街並みに関するさまざまな問題を多角的に検証します。

[目次]
プロローグ
PART1 世界の美しい街並みと美しい住宅・建築
PART2 美しい住宅・建築・街並みの事例を眺めそのあり方を考える
エピローグ

[担当からのコメント]
日本の街や建築も美しいですが、世界には歴史や伝統を大事にした魅力的な街がたくさんあるのだということを本書を読むと強く感じます。建築やまちづくりを学んでいる方におすすめなのはもちろん、旅行が好きという方も、いつか訪ねてみたい街が見つかるはずですので、ぜひ本書をチェックしてみてください。

[著者プロフィール]
写真と文:竹山清明(たけやま きよあき)
・1946年 兵庫県芦屋市生まれ
・1968年 京都大学工学部建築学科卒業
・1970年 同大学院修士課程修了
・1970~1981年 兵庫県技術吏員として兵庫県建築部営繕課などに勤務
・1982年 兵庫県を退職し1級建築士事務所生活空間研究所を開設し現在に至る
・1990~1996年 神戸松蔭女子学院短期大学助教授
・1997~2008年 京都府立大学准教授
・2009~2016年 京都橘大学教授
工学博士・1級建築士

主な著作
・住宅で資産を築く国、失う国(共著):井上書院:2004年
・サステイナブルな住宅・建築デザイン(単著):日本経済評論社:2009年
・マンション大規模修繕・暮らしやすく豊かな生活空間づくり(単著):クリエイツかもがわ:2020年

主な建築作品(チーフとして携わったもの)
・兵庫県立図書館:1974年
・兵庫県尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター):1978年
・西神コープタウンB棟:1991年:日本建築学会霞が関ビル記念賞受賞
・特別擁護老人ホームいくの喜楽苑:1991年:㈳兵庫県建築士事務所協会第2回くすのき建築文化賞受賞
・ケアハウスきらくえん倶楽部大桝町:2002年:人間サイズのまちづくり兵庫県知事賞受賞

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