言葉を失った国:日本の混迷を生んだ“日本語軽視”という病
(著) 村島定行
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[商品について]
―さあ、みんなで日本語を話そう。―
ミーティング、ランチ、ツール、オプション、侍ジャパン…。現在日本には、こういったカタカナ語が溢れている。しかし、ことばには本来その国の文化や考え方が詰まっているのであり、他人のことばを使うということはつまり、他人の考えを自分の考えと思い込むことにも繋がるのである。
本書は、わが国の混迷の原因は、日本人が日本語を粗末に扱っていることにあるとの視点から、財政再建問題や靖国問題など、日本が長年抱える課題とその未来を提示した一書。日本が再び輝くために、伝統と文化の象徴とも言える日本語を、いま改めて見つめ直す。
[目次]
ごあいさつ
巻頭言一 未来を捨てるのはやめよう
巻頭言二 日本語を話そう
序章
第一章 日本は輝く太陽であれ
第二章 日本経済論
第三章 日本語論
第四章 文化と歴史
第五章 日本政治論
第六章 靖国論
第七章 学問のすすめ(結びに代えて)
第八章 「令和6年」の再版時に考えたこと 憲法と経済大国化と失われた30年
著者略歴
[担当からのコメント]
国際化が進む中で、英語の能力が重視されることは免れませんが、だからと言って、日本語を粗末にしていいわけではありません。文化や伝統が宿る日本語を使うことの大切さ、そして長年日本が抱える政治や経済の問題点を、この機会に本書を通して学んで頂ければ嬉しく思います。
[著者略歴]
村島 定行(むらしま・さだゆき)
昭和17年 台湾に生まれる
昭和36年 熊本高校卒業
昭和40年 九州工業大学卒業、京都工芸繊維大学助手
昭和49年 京都大学工学博士
平成4年 鹿児島大学工学部情報工学科教授
平成20年 定年退職 鹿児島大学名誉教授
平成31年 日本会議鹿児島会長
令和元年 アパ日本再興財団主催 第12回「真の近現代史観」懸賞論文 最優秀 藤誠志賞 受賞
令和5年春 瑞宝中綬章受章
令和6年 失われた30年を終わりにする村島定行のチャンネル開設
著書
「日本の未来を拓く学問のすすめ」牧歌舎 平成19年
「歳出削減と増税は国を滅ぼす」風詠社 平成20年
「漢字かな混じり文の精神」風詠社 平成21年
「平成国富論」風詠社 平成25年
「平成日本はなぜ没落したか」kindle版 平成31年
「反日財務省を狙撃せよ」POD版 令和5年1月
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