薬剤誘発負荷試験に学ぶ:真実を見抜く力を養え
(著) 末田章三
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[商品について]
―臨床現場で真実を見抜く力を養う―
器質的冠動脈狭窄の発掘に明け暮れる循環器科は少なくありませんが、冠動脈に有意狭窄を認めない胸部症状を有する症例の精査に時間を費し、また薬剤誘発負荷試験を実施している臨床現場は、必ずしも多いとは言えません。
本書では、約 30 年間で延べ 3000 例以上の薬剤誘発負荷試験を実施し、その結果として見えてきた真実について、前作『冠攣縮から心疾患をみる』に引き続き、優秀な若手循環器科医であるアセチル広島君とエルゴ関東君の二人に登場してもらい彼らと共に学びながら、実際の冠攣縮診断治療に役立つ知見を提供します。
循環器専門医だけでなく、すべての医療従事者や学生の方々にもご活用いただける内容となっています。
[出版社からのコメント]
日々進歩し続ける医療技術は、患者と向き合う医療現場においてこそ必要となりますが、多忙を極める中で実践していくことは決して容易なことではないのだろうと思います。本書が、多くの医療従事者の効率的な学習と実践のための力となれば嬉しく思います。
【著者プロフィール】
末田 章三(すえだ・しょうぞう)
愛媛県立新居浜病院 副院長
昭和 31 年 5 月 23 日生 広島県呉市生まれ
昭和 50 年 広島学院高等学校卒業
昭和 56 年 愛媛大学医学部卒業
昭和 56 年 愛媛大学医学部附属病院研修医
昭和 57 年 愛媛県立中央病院研修医
昭和 58 年 愛媛大学医学部2内科医員
昭和 60 年 八幡浜市立病院内科医長
昭和 63 年 喜多医師会病院内科医長
平成 8 年 鷹の子病院内科部長
平成 10 年 済生会西条病院循環器内科部長
平成 20 年 愛媛県立新居浜病院 内科部長
平成 22 年 愛媛県立新居浜病院 副院長
<専門分野・委員>
虚血性心疾患・冠攣縮
平成 17 年度 厚生労働省循環器病委託研究班員
平成 18 年度 日本循環器学会ガイドライン作成班員
「冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン」
<評議員幹事>
FJCC(日本心臓病学会特別会員)日本循環器学会四国地区評議員
CVIT 中国四国地区評議員 FJCA (日本冠疾患学会特別会員)
<所属学会>
日本内科学会、日本循環器学会、日本心臓病学会、日本冠疾患学会、日本心血管治療学会、
243
<受賞>
上田賞受賞 : 平成 22 年度 日本心臓病学会(最優秀論文賞)
<著書>
1. たかが冠攣縮、されど冠攣縮 メディカ出版社 2016
2. 患者さんへの説明の仕方もわかる冠攣縮性狭心症の見方と考え方 総合医学社 2018
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