経済成長を支えた先駆者の挑戦

(著) 小津丈夫

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作品詳細

[商品について]
昭和四十四年、高度経済成長期の日本、その中でも鉄鋼産業は飛躍的に進歩を遂げ、世界に向けて進出を試みていた。
だが、敗戦国の日本の技術は世界的にみて、まだその信頼と実績を得てはいなかった。
アルゼンチン・ブエノスアイレスのとある都市で計画されている、「熔鉱炉の拡張工事」日本の技術を世界に示すため、山中重工の沖山は製鋼設備建設を入札するため準備を進めていく・・・

ここで問題です。                                            
上記にアルゼンチン・ブエノスアイレスの「とある都市」とありますが、この都市とはどこでしょうか?
① サン・ニコラス
② サン・ペドロ
③ アベジャネーダ
答えは第1章「助っ人の勧誘」の文中にあります。

世界各国の企業が製鋼設備建設の入札に参入してくる中、山中重工は商社・建設会社・港運会社とタッグを組み、各国の企業に挑んでいく、果たして契約を勝ち取ることはできるのか、そして日本の技術を世界に示せるのか!
経済成長を支えるため、奮闘を続ける企業戦士の物語です。

[出版社からのコメント]
戦後の昭和29年から始まる日本の「高度経済成長期」。国内では電化製品が一般家庭にも普及され始め、工業技術の飛躍的進歩がみられた時代。東京オリンピックも開催され国内の経済は著しく成長していきました。そんな時代に日本の工業技術を世界に向け進出させるために日本企業の奮闘を描いた物語です。この時代の国内で起こっていた事柄は当時の新聞や、また学校の教育等で知る機会もあると思いますが、日本経済のため、海外に向けて何を行おうとしていたのか、それを知りえることができる1冊だと思います。

【著者紹介】
小津 丈夫(おづ・たけお)

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