私たちの民主主義の話をしよう――イデオロギーでも理想論でもない、新しい時代を生きるための条件

(著) 上矢洋久

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作品詳細

[商品について]
―今の民主主義は本物だろうか、日本はこのままで良いのだろうか―
日本の民主主義は外からの力によってもたらされ、優秀な官僚が日本流に焼き増しして実践してきたものである。その意味で、日本は形式的には民主主義国家であるが、実質的には官僚が支配する官僚国家であり、タテ構造のコンクリート社会となっている。では、このコンクリート社会を打破し、日本に真の民主主義をもたらすにはどうしたら良いのだろうか――本書は、そうした視点のもと、イデオロギーではなく社会科学と自然科学(情報技術)を組み合わせた総合的な理論と実践によって、地に足の着いた大きな構想としての新たな民主主義を提案する。旧態依然とした日本の政治システムを抜けだし、多様化する個々人の生きがいを実現するシステムとしての新たな民主主義へと踏み出す一歩として、示唆に富む内容となっている。

[目次]
<はじめに>
1.今の民主主義は本物か?
2.何が問題なのか?
3.では、どうするか?
4.新たな民主主義
4.1 新たな発想
4.2 新たな民主主義を求めて!
4.2.1 新たなコミュニテイーづくり
4.2.2 電子政府づくり
4.3 本書の考え方の効果
4.4 本書の考え方の課題とその対応
5.新たな民主主義国家論
5.1 新たな民主主義と国家
5.2 新たな民主主義国家の担い手
5.3 日本の将来と世界
<終わりに>
著者略歴

[担当からのコメント]
民主主義とは何かということについて、改めて考えると私たちは漠然としたイメージしか持っていないことに気づきます。地球環境も、人間社会も新たなステージに突入しようとしている今、民主主義とは何か、民主主義によって何をするのか、考える時期にきているのではないかと思います。そうした思索の一助として、本書を多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
上矢 洋久(うわや・ひろひさ)

・昭和19年(1944年)9月3日生まれ(山梨県甲州市勝沼町)、現在は千葉県流山市在住
・早稲田大学法学部卒業
・株式会社日立製作所勤務
・江戸川大学総合福祉専門学校にて介護福祉士資格取得
・平成13年(2001年)1月、介護と介護予防の生涯学習を行う特定非営利活動法人C&Cクラブを設立し、理事長就任、現在に至る。

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