砂泊先生の教えと言葉:合氣道歴55年の私が魅せられた
(著) 本多理一郎
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[商品について]
―私のしている合氣道は、古流でも、武術でもありません―
・明日のことを思い煩わず、今日の績み重ねだから今日に最善最高を尽くしなさい。
・人を動かすには、まず相手を喜ばせることです。浮かせないと動きません。
・合氣道の技は、禊(みそぎ)の技なんです。
・型から魂を感じ、魂から形を表わす。
・本物を掴みなさい。できないのは、できないままで良いです。
合氣道に縁ができて50余年、万生館合氣道館長・砂泊諴秀先生の導きと道を求める同志・諸先輩方と共に「合氣とは愛なり」の教えを追究してきた著者が、折に触れ賜った砂泊先生(大先生)の言葉と自身の学び(随感)をまとめその教えを未来へと伝える貴重な箴言集。
[目次]
はじめに
あなたたちに出逢えて、良かった
今思ったことは、今やるんですよ。後からじゃダメなんですよ
分からないことは分からないと言ったほうが良いですよ
力まずに、力を抜いて、任せるんですよ
お願いします
悟るとは、神の世界と 人間の世界との 差が取れたということです
あなた達は、指導したいんでしょう?
開祖は、東京に出る前に「この武道は火の国から興る」と話されています
合氣道は、諸刃の剣なんです
……………
一部省略
……………
この演武会は、本多君ひとりでやったんですか
今後は私の話ではなく、自分の考えを載せるものにしなさい
座っているだけでは雑念しか湧かない、人間は動くようにできているから動きの中から悟れてこそ本物です
極め技は、相手を痛めつけるためのものではありません。硬くなったのを、柔らかくしてあげるような気持ちでやることです
自分は生かされていることの目覚めが大切なんです
魂は楽をしたら喜びません。苦労した時に魂を鍛えています。この世は、魂を磨くところです
相手と自分があるとは、陰陽があるということで、それは生成化育する元です。陰陽の働きの結びによって、働く技が生まれます
相手の手や、肩を取るときは、手の腹で取りなさい。指から先に出してはダメです
足は腰の動きを、手は相手を動かす動きを見る
あとがき
合氣道の概要
親徳館合氣道について
親徳館合氣道入門案内および稽古場所と時間
著者略歴
[担当からのコメント]
最近は動画サイト等で表層的な武術の強さばかりが喧伝されますが、そうしたものの対極にあるのが本書ということができます。簡単、手軽、時短、そんなインスタントではなく本物を知りたい、学びたいという方にお薦めの一書です。
[著者略歴]
本多理一郎 合氣道歴
昭和27年3月 長崎県南島原市に生まれる
昭和42年6月 県立長崎南高校合気道部に入部(合気会熊本支部入門)
昭和44年4月 合氣道初段(開祖植芝盛平翁より允可、第8713号)
昭和44年 砂泊先生の合気会からの独立により万生館合氣道に移籍
昭和51年10月 自衛隊入隊のため、長崎道場から万生館本部道場に移籍
昭和56年8月 自衛隊北熊本駐屯地に合氣道部を開設
昭和57年 防衛庁合気道連合会に北熊本駐屯地合氣道部が加盟
平成3年12月 防衛庁合気道連合会演武会に北熊本駐屯地合氣道部が初出場(平成4年優秀支部賞、平成16年優秀支部賞、功労賞を受賞)
平成5年4月 沖縄県、那覇駐屯地に転勤、駐屯地合氣道部を開設
平成5年6月 万生館合氣道沖縄道場を開設(豊見城中学校武道場)
平成6年4月 万生館合氣道館長が来沖、演武と講習会を開催
平成7年1月 合氣道七段(砂泊諴秀九段より允可、第23号)
平成7年11月 防衛庁合気道連合会演武会に那覇駐屯地合氣道部が初出場
平成9年4月 北熊本駐屯地に転勤、駐屯地合氣道部を再開設
平成10年1月 万生館合氣道城北道場(植木町)を開設
平成23年2月 親徳館合氣道(城北道場および沖縄道場)として独立
平成23年10月 日本合氣道普及連盟の発足に伴い加入
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