知的障がい者支援ガイド: 専門職としての基本的所作

(著) 川島博久

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作品詳細

「私たちは、福祉労働の専門職として自らと利用者に恥じない実践を積み上げていこうではありませんか。」(本文より)知的障害者援助に必要とされる専門職としての能力や施設運営をめぐる諸問題などを解説する。「知的障害者援助への招待」、「対人援助のあり方を求めて」、「施設運営をめぐる諸問題」などの計5部で構成。福祉業界関係者のみならず、多くの方に読んでいただきたい一冊。

【著者プロフィール】
川島 博久(かわしま・ひろひさ)
◎一九四〇年八月十五日、深川区(現・江東区)に生まれる。
◎一九四五年三月十日未明に始まった東京大空襲に家を消失。この日から家族全員で逃避行。松戸(父の知人宅)、美濃太田(母の実家、美濃加茂市)、愛知県中島郡朝日村(父の実家、尾西市↓尾張一宮市)へと疎開。
◎一九四七年四月、村立朝日東小学校(はるか昔のことですが、市川房枝さん人生最初の就職校です)に、戦後民主主義教育第一期生として入学。
◎小学三年生(一九四九年度)秋、関東を襲ったキティ台風の水害が落ち着いた頃、生地に帰る。
◎一九五三年三月墨田区立中和小学校卒業。一九五六年三月国立お茶の水女子大付属中学校卒業、一九五九年都立両国高校卒業。

[職歴]
◎一九六四年三月日本社会事業大学卒業。同年四月小山市に就職。福祉事務所家庭児童相談室担当社会福祉主事。
◎一九六七年六月小山市退職。九月日本社会事業大学付属いたる学園に研究員として就職(一年一ヵ月勤務)。
◎一九六九年十月都民生局に福祉指導員として就職。荒川福祉作業所、品川児童学園、品川景徳学園、葛飾福祉作業所と異動。
◎一九八〇年三月大田区へ異動。大田生活実習所、大森東福祉園、洗足福祉事務所身体障害者福祉司、池上福祉事務所知的障害者福祉司、蒲田保健福祉センター在宅サービスチーム三法(老人、身障,知障)担当サービスコーディネーター、南六郷福祉園管理係職員と異動。
◎二〇〇一年三月、同福祉園を最後に定年退職。
◎二〇〇一年四月~二〇一〇年三月までの間、東京衛生学園、YWCA専門学校、横浜国際福祉専門学校等各種専門学校で非常勤講師。社会福祉論・障害者福祉論・福祉施設運営論、福祉事務所運営論等を担当。
◎二〇〇一年四月~二〇一〇年三月までの間、都立品川技術専門校をはじめ、各地のホームヘルパー養成講座で社会福祉に関連する各種講座を担当。
[資格]
◎介護支援専門員(一九九九年三月取得)
◎社会福祉士(二〇〇〇年四月取得)
[主な公職]
◎一九八七年四月~一九九〇年三月厚生省心身障害研究班・研究協力員。
◎二〇〇一年四月~二〇一〇年三月、大田区介護認定審査委員。

[論文・著書等]
◎一九七三年『精神薄弱者福祉の基本問題』都社会福祉協議会による社会福祉研究、入選論文。
◎一九八八年『地域通所施設における心身障害者の処遇』厚生省心身障害研究、提出論文。
◎二〇〇〇年『知的障害者福祉の基本的所作』初版出版、二〇〇二年度日社大社会福祉学会にて木田賞(文献賞)授賞。

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