知らない人でも5分で簡単に読める聖書物語 旧約篇

(著) 阿部包

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作品詳細

[商品について]
――旧約聖書に出てくるバベルの塔の「バベル」は、次のどの意味でしょうか。
1.傲慢、2.混乱、3.嫉妬
正解は、本書第2章「創世記「文明への警鐘、バベルの塔」」をご覧ください。

何世紀にもわたって人種や国境を越えて読み継がれ、「世界一のベストセラー」として世界中の人々に多大な影響を与えてきた聖書。本書は、日本ではいまだにキリスト教徒のための堅苦しい宗教書というイメージが強いその聖書を、旧約聖書が持つ物語性をクローズアップして、一つのエピソードを5分で理解できるように要約した作品です。夢が膨らみ想像力が刺激される諸説や解釈などをイラストや図表入りで紹介しながら、読み物として面白く、聖典として人生の指針が示され、神の言葉に希望を見出すという多角的な読み方ができる奥の深いその内容を手軽に味わえる一書となっています。

[目次]
【はじめに】
第1章 聖書ってどんな本?
第2章 天地創造と人の誕生
第3章 イスラエルの民を導くモーセと英雄たち
第4章 イスラエルの王制時代
第5章 王国の分裂
第6章 預言者とそのほかの物語
●参考文献(順不同)
著者プロフィール

[出版社からのコメント]
聖書の中でも旧約聖書は、その物語性から映画や小説など様々な作品や芸術に影響を与えてきましたが、それはそこにある人間の本質が多くの人の心をとらえるからなのかも知れません。聖典としてだけでなく、人間の書としても奥の深いその内容を、ぜひ本書を通じて味わっていただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
阿部 包(あべ・くるみ)
1951年、北海道生まれ。北海道教育大学(岩見沢)卒。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。北海道女子短期大学教授、藤女子大学人間生活学部教授を経て、現在は、藤女子大学名誉教授。専門は新約聖書学で、パウロ、旧約聖書、ユダヤ教にも造詣が深い。「聖書 聖書協会共同訳」の翻訳(原語)および編集委員。著書に「面白いほどよくわかるキリスト教(日本文芸社)」ほか。

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