病からの解放:「身心霊整合性医療」があなたに真の健康及び医療をもたらす
(著) 井泉尊治
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[商品について]
―病名をつけて薬を処方し続けるのは、決して正しい医療ではない―
健康であれば幸せだ。健康でありさえすればなんとかなる――。
そうした健康への信仰を後押しするように、世の中には健康に関する情報で溢れ、人々は「健康」の本質に目を向けることもなく、ただ健康産業を潤わせている。医療の現場では、医学の進歩によって不治の病を克服する一方で、人間という存在を全体的な視野で眺め、健康と病気の両方を備えているという人間本来の姿への視点が忘れられている。
本書では、そうした問題意識のもと、医師として長年地域医療に携わり、全体的な視野に立った真の医療について考えてきた著者が、病気についての通念の誤りや現在の医療界の現状に対する疑問を明らかにしながら、自身が理想の医療として提唱する「身心霊整合性」という考え方についても分かりやすく解説していく。
[目次]
はじめに
第1章 ほんものの医療とは何か
台湾から日本へ
調和の医療と制御の医療
宇宙の法則と階層原理
魂は存在するか
調和体としての全人間
現代医療の問題点
第2章 サイ・クリニックの医療コンセプト
「全人間」に基づく医療
病気の原因はストーリーの中にある
医療のピラミッド三段階理論
正しい運動療法とは
波動医学に基づくQRS療法
病気にならない医療を
第3章 サイ・クリニックの漢方療法
漢方とは何か
気血水で体を診断する
未病も治せる漢方
漢方薬の効用
サイ・クリニックの漢方療法
カウンセリングの重要性
第4章 風邪は病気ではない──私の「病」論
健康とは何か
「本当の病」と「病もどき」
体のゆがみと亀裂
風邪は病気ではない
①テレビは控え、体を休める
②仕事は休み、睡眠は二割ふやす
③食事の量は通常より二割へらし、質にこだわる
④良い水をこまめにたくさんとる
⑤適宜に間食をとる
がんは人の浄化機構
健康になるとはどういうことか
第5章 健康の基礎は食べものが作る──私の「営養」論
食糧大量生産、大量消費の弊害
営養の三要素
サプリメントを理解する
体に合った食品との出会いを
正しい食生活とは
シンプルでスローな生活を
第6章 身心霊整合性医療の哲学
八つの基本理念
家庭医制度の導入を
正しい生き方を作る医療へ
おわりに
著者略歴
[出版社からのコメント]
頭が痛いと言っては薬を飲み、身体がだるいと言っては薬を飲む、そんな生活が当たり前となってしまっている現在の私たちは、自分の身体と対話することを忘れてしまっているように思います。健康か不健康かということよりも、まずは正しい生き方に目を向ける、本書を通じて多くの方にそうしたきっかけを持っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
井泉 尊治(いずみ・たかはる)
1949年台湾高雄市生まれ。
1967年台湾台中市中国医薬大学薬学部入学。
中医学・中薬の基礎を学び、日本の漢方医学に出会う。
1976年日本に留学。
東北大学薬学部生化学教室研究生を経て、1982年長崎大学医学部を卒業、日本の医師免許を取得。
同年東京大学医学部第三外科教室に入局。
その後、1988年横浜市都筑区(旧緑区)でサイ・クリニックを開院し、現在に至る
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