生徒の声を聴く──いじめ・学級崩壊のないクラスをつくるために
(著) 木田繁
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[商品について]
ー学力よりも大切なことー
時に子供の学力低下が叫ばれ、教育課程の見直しや改革が行われる学校現場。しかし、中学校の英語教師として36年間教壇に立った著者は「学力の低下」を問題視するよりも、子供たちの「生きる力」を育むことの方が重要だと主張する。本書は、そんな著者がおくる「力量ある教師」になるためのヒントが詰め込まれた一書である。
教師が生徒のことを理解するのと同じくらい大切な「生徒による教師理解」とは。
文化祭や合唱コンクールなど、学校行事に際して教師が気を付けなければならないこととは。
いじめが存在しないクラスの特徴とは。
そして子供たちはどんな時に、どんな悩みを抱えているのか……。
トピックの冒頭に、その時々に予想される「生徒の声」を掲載することで、教師や大人たちに求められる対応、心がけをわかりやすく解説した実践的教育論。
[目次]
はじめに
第一章 生徒とともに
第二章 保護者とともに
第三章 教師として
第四章 問題行動について
おわりに
[担当からのコメント]
本書は基本的に、学校の先生が教育活動の中で活かせる知恵や実践が記された1冊となっています。しかし中には、家庭における理想的な父親のあり方や、わが子をいじめっ子にしない為の子育てなど、思春期の子を持つ保護者の方にとってためになるエピソードも収録されています。学校の先生は日々どんな課題と向き合っているのか、またわが子にはどんな教育を実践すべきなのか、じっくりと考えてみたい親御さんにもおすすめの本です。
[著者プロフィール]
木田 繁(きだ・しげる)
昭和15年2月10日生まれ。
千葉県富津市小久保2885に在住。
鹿児島県出水市出身。
・千葉短期大学文学部英文科卒業。
・昭和39年富津市立富津中学校に英語教師として着任。
以後、君津市立君津中学校、木更津市立木更津第三中学校ほか、木更津市内四校の中学校に勤務。
・昭和51年度千葉県長期研修生として千葉大学教育学部坂本昇一先生のもと一年間「生徒指導」研修。
・平成12年3月31日木更津市立木更津第二中学校退職。
・平成12年4月1日木更津市青少年指導センター所長就任。
・平成14年3月31日同所退職。
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