河内国交野郡星田の里:詳説画像地史
(著) 大屋喜代治
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―自然・文化・歴史。そのすべてが星田にはある―
大阪府交野市に広がる星田地区。この一帯には神社仏閣や地蔵の数が圧倒的に多いだけでなく、かつて北河内一番の人口を維持するのにも欠かせなかった豊富な水と山林の資源があった。ーー星の石が降ったという「八丁三所」伝説、本能寺の変が起きた際に徳川家康が身をひそめたと言われる「家康ひそみの藪」など豊かな自然と文化を誇る星田に魅せられた著者が、現存する貴重な資料を紐解き、そして実際に足を使ってかつての星田に想いを馳せた、郷土研究のロマン溢れる地史。
[目次]
はじめに
星田の地名の由来
星田の里歴史散歩
▼星田の里歴史散歩(古代から近世)
隅から隅まで 星田ぶらり散歩
明治初期の実測絵地図が語る星田の山
▼明治初期の実測絵地図(堺縣管下河内国第三大区九番領星田邨萬分之六図)が語る
平安ロマン 廃小松寺と小松山
▼平安ロマン 廃小松寺と小松山
▼廃小松寺の伽藍配置
古絵図 古地図が語る星田
▼古絵図・古地図が語る星田
▼元禄一〇年(一六九七)星田村絵図
▼天保十四年(一八四三)星田村絵図
▼星田村大絵図と古資料
▼明治の測量地図から見た星田
河内国交野郡星田村地詰帳に見る星田の農業と農家
▼河内国交野郡星田村地詰帳に見る星田の農業と農家
▼河内国交野郡星田村地詰帳
▼元禄絵図(一六九七年)と地詰帳(一八〇八年)の間の八幡藩大久保藩の領土の変遷
▼地詰帳が描く星田村の豪農・中農
▼星田名所記で明治初期の実測絵地図(堺県管下河内国第三大区九番領星田邨萬分之六図)を歩く
▼星田の小字地名と地詰帳、名寄帳
出典及び参考資料
著者略歴
[担当からのコメント]
どんな地域や町にも、地名にまつわる言い伝えや知られざる歴史上の出来事が眠っているのだと、本書を読んでいると改めて実感します。たとえ姿は変わっても、長い歴史がその町には刻まれていることを郷土史は教えてくれます。星田という地にゆかりのある方はもちろん、そうでない人も本書を通して、ぜひ郷土研究のロマンに触れてみてください。
[著者略歴]
大屋喜代治
出生 昭和11年11月23日
大阪市立大学法学部出身
大阪市役所勤務
大阪産業廃棄物処理公社など勤務
1977年 交野古文化同好会入会 郷土地史研究活動開始
1995年 ホームページ星田里山古道探索を立ち上げ
(http://kohya.mond.jp/)以後毎年テーマを絞り文化祭などでポスター展示
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