水仙の日々ーー光あらねども:佐々木貞敏・ヒサヱ相聞歌集
(著) 佐々木貞敏,佐々木ヒサヱ
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―見えざれども歌は心に光を照らす―
遥かなる 対極なればいや増して 恋しかりける 蓮の光
失明により失った光に対する恋しさ、妻との思い出と愛を確かめながら励む介護、娘や孫への愛しみ、白杖に命を託して出かけていく夫の背中を見送る心ーー日常生活の折々にわきあがる想いは、三十一文字の言葉の中で生きる喜びと厳しさ、人と繋がることのあたたかさを響かせる。読売新聞の季間優秀作や日盲連文芸特選入選歌など、光を失った夫とそれを支える妻の50年にわたる夫婦の日々を紡ぎあげた愛と人生の短歌集。
[目次]
序文
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
跋 藤島 秀憲
あとがき
[担当からのコメント]
日常生活の中でふと心が動く時の感動を、形にして残すことができることは短歌を詠むことの大きな魅力だと思います。本書を通して心の動きを繊細に感じ取り短歌として表現することは、日常を大切にしながら丁寧に生きることに繋がっていくと感じます。ぜひご一読ください。
[著者紹介]
佐々木貞敏・佐々木ヒサヱ
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