日本国民の恩人・徳川慶勝:愛と命を守り抜いた幕末の賢人
(著) 大橋英雄
Amazon作品詳細
[商品について]
ー慶勝公の生き様に、命の尊さを学ぶー
あなたは徳川慶勝という人物を知っているだろうか。彼は幕末期に倒幕派として行動した一方で、大名らを説得する際には、無駄な血を流してはならないことや、国内の戦いを長引かせることで西欧列強に付け込ませてはならないことなどを必死に説いた。長年歴史研究に励む著者は、そんな慶勝を評してこう述べる。「徳川慶勝公こそは日本史上類い希な人道主義者であり、平和主義者であり、加えて大功労者、大恩人である」と。
本書では、かつて平和な国家を守り抜いた、日本人にとってのいわば「大恩人」でありながら、現代人にその存在を忘れ去られつつある大名・徳川慶勝を中心に、江戸時代の始めから幕末、明治初頭までに活躍した人物たちの生涯をたどる。
[目次]
始めに
第一話 家康の御三家と吉宗の御三卿
第二話 尾張徳川家と江戸徳川宗家
第三話 徳川 慶勝
第四話 高須、松平家の三人の弟
結び
あとがきにかえて 日本の恩人、徳川慶勝公を崇敬し、顕彰しよう!
【参考資料】
【著者紹介】
[担当からのコメント]
本書で取り上げられている人物の一人、松平定敬はまだ自分磨きの最中である20歳前後で幕府の要職に任命され、幕末の動乱の中に放り出されてしまいました。その結果、彼は苦しい境遇に追い込まれますが、そんな定敬の生涯は私たちに、十分な学びの機会の大切さや、良き理解者の存在がいかに重要かを教えてくれています。このように日本史には現代にも通じる教訓がたくさん眠っていることを示した本書。幕末周辺の歴史に興味のある方、また過去の人物から人生の教訓を学びたい方におすすめです。
[著者略歴]
大橋 英雄(OHASHI Hideo)
1944年 愛知県生まれ。
学・職歴
1968年 岐阜大学大学院(修士課程)修了、同年 岐阜大学に助手として奉職、以降講師、助教授を経る、
1989年 岐阜大学教授、2009年 岐阜大学定年退職、現在は名誉教授。
主な著書
『木の魅力』(共著)2010、海青社、
『病める地球の救世主、多彩な植物』(単著)2019、文芸社、
『病める地球最善の救世主は植物、植物を介助する人には問題が』(単著)、(株)22世紀アート(2023)など。
趣味
日本史探訪。
新刊情報