日本人基幹二系民族論による『卑弥呼の国』のその後 続編:「空白の四世紀」を覗く(入口と出口)

(著) 冨川光雄

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作品詳細

[商品について]
―卑弥呼の系譜に連なる人々、その隠された歴史がいま浮かび上がる―
「表象論」と「基幹二系民族論」が織りなす「日本生態史観」という独自の視点から日本古代史を捉え、前著『卑弥呼の国』『「卑弥呼の国」その後』において邪馬台国=大和説を唱えてきた著者が贈る新たな古代史の真実。王権、そして聖徳太子と蘇我氏を中心に、邪馬台国滅亡から紀記までの「空白の400年」において行われてきた大きな「捏造」の事実を解き明かし、歴史の闇に消えた卑弥呼の系譜を追う。袋小路と化した邪馬台国論争に真実の光をあてる、富川流邪馬台国論の決定版。

[目次]
改訂・決定版発行に際して
はじめに
あらためて空白の四世紀を覗く
津田左右吉氏への称賛と批判
「文字による歴史」からのジェノサイト
「基幹二系民族」としての復元
「白紙」や「カンバス」となった「空白」
「記紀」の編纂
縄文系民族の復元
三輪山麓の「纏向」に残った民
葛 城
「武内の宿禰」のこと
山城方面へ
「磐の姫」のこと
飛鳥と蘇我氏
新興勢力藤原氏(蘇我氏との対称性——「大化の改新」)
「初期大和王権」
著者略歴

[担当からのコメント]
日本の古代史を知ることは、私たちの社会や国の成り立ちを知ることでもあります。遠い時間の彼方にある歴史を追うことは困難を極めますが、だからこそそこから現れる真実は多くの人を魅了し、豊かな実りをもたらしてくれます。歴史の空白を埋める深い洞察と豊かな想像力、その先にある実りの風景を、前2作と併せどうぞお楽しみください。

[著者略歴]
冨川光雄(とみかわ・みつお)

高松市在住  元公立高校教諭
同人誌「函」(広島市)同人
「日本生態史観」「日本人基幹二系民族論」「表象民俗学」提唱者

  著書
「日本生態史観ノート」(昭和五十五年五月)
「表象の王国・日本への旅」(平成五年一月)
「卑弥呼の国」(平成十五年五月)
「西郷と大久保と明治国家」(平成二十二年十月)
「『卑弥呼の国』のその後」(令和二年十一月)

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