日本人のための楽しい「英語読書」入門──GRからはじめる「語感」を養う英語学習のススメ
(著) 林剛司
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―英語学習、ムズカシく考えてませんか?―
学校では全ての単語を調べて文法的に分析しながら、日本語に訳す英語学習が行われています。本書は、著者がそのような学習法に+αで必要と考える「多読」に着目し、その重要性や効果、自身の留学や英語学習経験や現在の学校授業や入試にある課題を通し、英語学習のあり方を考察しながら、無理なく楽しくできる多読学習法とお勧めの英書を紹介します。挫折しない読み方のヒントと共にイギリスで使用されている国語の教科書や「ごんぎつね」などの日本の文学作品を英訳したもの、「ロミオとジュリエット」「トム・ソーヤーの冒険」などの映画やアニメで馴染みのある作品など、英語学習者向けの段階別多読図書をはじめとするたくさんの英書があなただけの英語の世界を開きます。中学、高校生の現役学習者から、英語に再挑戦している社会人まで、誰でも気軽に楽しむことができる英語読書を伝授する英語多読入門書。
[目次]
はじめに
第1章 気楽に手に取って読み浸ろう!
第2章 S先生のこと―英語教師と多読
第3章 上級を目指す英語学習法
第4章 文法訳読法と文学作品を用いた英語授業(英語学習)の再考
第5章 自分だけの英語の世界をつくろう
第6章 英語「4技能」を測る大学入試
第7章 16歳の単身渡米
第8章 アメリカでよく読まれる児童書
あとがき
参考文献
著者略歴
[担当からのコメント]
英語の本を読みたいと思った際に、どの本を選べばよいのか、自身の英語力で理解することができるのかなど悩む方も多いのではないでしょうか。本書はレベルの表示や、抜粋された英文から難易度が分かるため、より自分に合った本に出会えるのではと思います。ぜひ英語読書をお楽しみください。
[著者略歴]
林 剛司(はやし たけし)
1973年2月、石川県金沢市生まれ。日本国際生活体験協会(EIL)の交換留学生として16歳のときに米国マサチューセッツ州の高校に10か月間留学。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程に学ぶ。修士(文化科学)。嘉悦大学、國學院大學、麻布中学・高等学校、暁星中学・高等学校、早稲田大学高等学院、慶応義塾中等部において非常勤講師、明法中学・高等学校、成城中学・高等学校において専任教諭として勤務。埼玉大学留学生センター助手、神戸学院大学専任講師を経て、2022年4月より横浜商科大学准教授。訳詞家、音楽雑誌の翻訳者としても活躍。著書に『中学英語から始める洋書の世界』(青春出版社)等がある。2015年4月より『朝日ウイークリー』紙上にて連載「放課後ブッククラブ 辞書なしで読もう!」を執筆中。
ブログ 林 剛司のblog:http://gtatahaha.livedoor.blog/
ツイッター:@Haya_Take
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