日々の暮らし、教育のヒントーー55のテーマで学ぶ教育のエッセンス

(著) 坪井守

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作品詳細

[商品について]
―生活に溶け込む教育の心得―
学校や家庭、地域社会で日々営まれている取組みや活動の中には、私達がつい見過ごしてしまいがちな教育の原点ともいえるエッセンスがたくさん含まれています。本書は日常の中にあるそうしたエッセンスに目を留め、「向こう三軒両隣」が当たり前だったかつての日本の社会から高級ホテル「リッツ」のサービス哲学まで、教育や人生、ビジネス、組織やリーダーなどさまざまなテーマの中にある「学び」を掘り起こします。教職や教育行政などを通じて長年にわたり教育に携わってきた著者がお届けする、示唆に富む教育エッセイ。

[目次]
はじめに
第1章  教育の営みから学ぶ
命の教育
帰属集団
二十四の瞳の大石久子先生
優しさの本質
不易と流行
きまりと人間関係づくり
束ねる力
柔軟な対応
伸ばす教育
責任をとる
連携がめざすもの
演 劇
心に寄り添う
教科書
子ども達の将来像が描けない日本の教育
中国天津市の教育事情
祖父母参観
自修自得
第2章  日々の生活から学ぶ
向こう三軒両隣
ツアー客を魅了したバスガイドさん
ライバル
十人十色
終身雇用の崩壊
面 授
三の意味するもの
伊勢湾台風
高度経済成長がもたらしたもの
聞く、話す、読む、書く
心のぬくもり
西洋医学と東洋医学
リズム
タイミング
子ども達のヒーロー
情(察するこころ)
窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず
基礎・基本
プレーイング・マネージャー
「主張する文化」と「譲る文化」
KY(空気を読む)
第3章  人生の歩みから学ぶ
ねむの木学園長 宮城まり子さんの横顔
何もしないことで失うもの
想定内
学校の顔、校長
挑戦者
女性落語家
オヤジの夢
先 輩
付き人
逸材を用いるリーダー
F1レースで世界制覇した桜井淑敏さん
人間の顔
オレ流
典子は、今
サービスを超える瞬間
人生いろいろ
後書きに代えて
著者略歴

[担当からのコメント]
教育は学校や教師だけでなく、家庭や地域など多くの人が関わってはじめてその理想に近づけるのだろうと思います。今の日本の教育問題を当事者として考えていく、その一助として本書を多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
坪井 守(つぼい まもる)

1952年、名古屋生まれ。三重大学教育学部卒業後、三重県内の小学校教諭を経て、1991年度から三重県教育委員会事務局指導主事として教育行政に携わる。また、2001年度から津市教育員会事務局学校教育推進課長として「津市の教育改革」に取り組んだ後、2005年度に津市立養正小学校校長となる。その後、三重中京大学短期大学部教授、鈴鹿大学教授となり、教職をめざす学生への指導に当たる。その間、津市教育委員会教育委員長を務め、2020年3月に退職する。

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