改訂 ビジネスリーダーのための『闘戦経』日本最古の兵書が導く経営の原理原則
(著) 臼杵昌美
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[商品について]
――楠木正成も伝授された希代の兵書を読む―
『闘戦経』は、平安時代後期に大江匡房によって著されたといわれる日本最古の兵書です。「孫子」や「呉子」などの兵法書が詭道を旨とするのに対して、匡房は日本の風土の中で積み上げてきた和と武の精神を昇華させ、日本人の国民性に合ったものにして後世に伝えました。
本書は、利益追求を至上の価値とする欧米流の企業経営論が行き詰まりを見せる中で、900年の時を経て輝きを失わない『闘戦経』の思想を改めて見つめ直し、日本人らしい経営の礎として活用していただくことを目的として書かれた作品です。
原文と書き下し文の後に、多くの企業経営に関わってきたコンサルタントの視点からの解説を加え、『闘戦経』の思想を理解するとともに、企業経営の参考にしていただける内容となっています。
[出版社からのコメント]
「孫子」や「戦争論」、「君主論」などと比べて、『闘戦経』の名前はあまり知られていません。孫子の兵法と位置づけの異なるものとして書かれ、行き過ぎた合理主義や唯物思想へのアンチテーゼともなっているその内容は、経営だけではなく生き方の指針としても学ぶべき点の多い書物だと思います。本書を通じて、多くの方に「我武」のこころを知っていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
臼杵 昌美(うすき まさみ)
1959年、島根県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
東洋工業株式会社(現マツダ株式会社)入社、海外営業本部勤務。研修期間中に全国優秀新人セールス賞受賞。
その後、経営コンサルティング会社に入社、同社代表取締役に就任。その間、全国300余社のコンサルティンググループの最優秀コンサルタント個人賞受賞。
現在、P7 Management Consultingとして「哲学・理念」と「ソロバン」が調和する企業つくりをコンセプトにコンサルティング、講演、研修を行う。
中小企業の経営戦略、マーケティング戦略、組織活性化の仕組みつくりなど経営者の参謀役として活動するなか、リーダー育成のための「開陽塾」を開催している。
中小企業庁中小企業小規模事業者ワンストップ総合支援事業派遣専門家。
広島県小規模事業者等支援委託事業指導専門家。
著書に「『坂の上の雲』に学ぶ中小企業経営力」、「R指定〝商品は売るな〟営業変革に取り組んだリーダーたちの物語」がある。
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