戦争遺児のふんばり人生
(著) 安藤義則
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―コインの表と裏、それぞれから見た夫婦の人生―
揖斐に生まれ、大学で教育学を学んで小学校の教員となった妻。幼いころに戦争で父をうしない、勉学に励んで大学で応用物理学科を学び研究者となった夫。結婚によって交じり合ったふたつの人生は、子どもにも恵まれ、紆余曲折を経ながらもいま実りの日々を迎えるーー両親のこと、子どものこと、家庭のこと、仕事のこと、それぞれの人生でそれぞれが見てきた風景を、妻と夫の半生記として綴った人生記。
[目次]
戦争遺児のふんばり人生
1 はじめに
2 私のルーツ
3 安藤家のルーツ
4 祖父・安藤柴太のルーツ
5 私の祖父と父について
6 シベリア抑留死した父の埋葬地
7 私の幼児・少年時代
8 小学校時代
9 中学校時代
10 高等学校時代
11 大学時代
12 大学院修士課程時代
13 大学院博士課程時代
14 名古屋大学工学部助手の時代
15 名城大学理工学部講師・助教授時代前半
16 ブリストル留学の1年間
17 ブリストル留学から帰った後の助教授時代後半
18 名城大学理工学部教授時代の前半
19 名城大学理工学部教授時代の後半
20 私の名城大学理工学部最終講義の背景
21 子供達がプレゼントしてくれた九州旅行
22 大名会
23 特記すべきこと
24 おわりに
25 電子版への変更
著者略歴
[担当からのコメント]
明るく前向きな妻とカーボンナノチューブの発見にも関わった研究一筋の夫。夫婦の人生はそれぞれの目線で語ってはじめて一つの形となるのでしょう。昭和の人生と共にそんな家族の肖像もお楽しみいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
安藤義則(あんどうよしのり)
1942年2月、岐阜県生まれ。
1964年、名古屋大学工学部応用物理学科卒業。
1969年、同大学院工学研究科博士課程満了。
1969年、名古屋大学工学部助手。
1970年2月、工学博士(名古屋大学)。
1974年、名城大学理工学部講師。
1977年、同理工学部助教授。
1990年、同理工学部教授。
2000年、同理工学部材料機能工学科初代学科長(~2004年)。
2009年、同理工学部長(~2013年)。
2014年、同名誉教授。
2020年11月、瑞宝中綬章受章。
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