悪魔の聖書
(著) 伊場公甫
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―「オレ達はバイブルの呪いの中に居るんだね」―
ネオン街の路地裏にあるクラブで、いつものように非日常的な時間を楽しんでいたフリーランスの不動産コンサルタント仲介業者・八文字聖也は、どこかで見覚えのある女を見かける。バーカウンターに座り、ラテン語の文字と悪魔を思わせる不穏なイラストが記された本を持つ彼女は、七年前に入水自殺をしようとしていたところを八文字が助けた女、一条かんなであった。
最愛の恋人を病で亡くした八文字と、宗教二世としての苦しみ、怒りにもだえるかんな。天国とも地獄ともつかないこの世界で再生を図る男女の人間模様を描いた決死の中編小説。
[目次]
序章
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章
第8章
第9章
第10章
第11章
著者略歴
[担当からのコメント]
主人公の八文字は不動産コンサルタント仲介業を営んでおり、作中ではその仕事における葛藤やリアルな取引の様子なども描かれています。特に同業者の方はそのあたりのスリルも楽しめるはずです。善と悪という2つの相反する哲学的本質をあらわしたストーリーですので、ぜひご一読ください!
[著者プロフィール]
伊場 公甫(いば きみとし)
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