恩人発掘 日本と日本人を救った殿様の話
(著) 大橋英雄
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―日本を救った恩人・徳川慶勝―
幕末の混乱期、尾張徳川家の十四代当主・徳川慶勝はいち早く新政府側に恭順の意を表することで、国内を二分する悲惨な戦いを事前に防ぎ、多くの市民の命を救っただけでなく、討幕派として日本国再生のために尽力した。しかし、そんな慶勝の活躍を知っている日本人は決して多くない。本書は、戦乱の世にありながら、人命を第一に考えた藩主、徳川慶勝を中心に、江戸から明治初期の日本に足跡を残した偉人たちを紹介する。歴史好きな著者、自称八十路目前の「老爺」が綴る、現代を生きる日本人にとっての「恩人」を発掘する歴史研究書。
[目次]
始 め に
第一話 家康の御三家と吉宗の御三卿
第二話 尾張徳川家と江戸徳川宗家
第三話 徳川 慶勝
第四話 高須、松平家の三人の弟
結 び
あとがきにかえて 日本の恩人、徳川慶勝公を崇敬し、顕彰しよう!
【参考資料】
【著者紹介】
[担当からのコメント]
本書を読むと、歴史の授業や教科書で学んだことというのは、その時代や人々の中でもほんの一部分のことに過ぎないのだと痛感します。大人になった今だからこそ、改めて学び直す幕末の歴史を本書でお楽しみいただければ幸いです。
[著者略歴]
大橋 英雄(OHASHI Hideo)
1944年 愛知県生まれ。
学・職歴: 1968年 岐阜大学大学院(修士課程)修了、同年 岐阜大学に助手として奉職、以降講師、助教授を経る、
1989年 岐阜大学教授、2009年 岐阜大学定年退職、現在は名誉教授。
主な著書: 『木の魅力』(共著)2010、海青社、
『病める地球の救世主、多彩な植物』(単著)2019、文芸社、
『病める地球最善の救世主は植物、植物を介助する人には問題が』(単著)、(株)22世紀アート(2023)など。
趣 味: 日本史探訪。
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