平和憲法をまもろう:世界の永遠平和のために
(著) 田邉一廣
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[商品について]
―今こそ、真の「平和」を考えよう―
公立の高校で校長職を務めている「わたし」は、定年退職を一か月後に控えたある日、九十歳を過ぎた父親から突然、「わが国の制度のなかで世界に向かって、キラキラと輝いているものがあるとしたら、それはいったいどのようなものだと思うだろうか」と問われる。そこで「わたし」は、今の日本が世界に誇れる制度として、平和憲法のことを挙げる。ーー本書は、長年大学で哲学を教えてきた父と、教職に身を捧げてきた「わたし」の平和憲法への思いが紡ぐ一つの物語である。ロシアのウクライナ侵攻といった時事問題から、フランス革命やカント哲学まで、あらゆるトピックを交えながら、世界の平和と日本の憲法をいま改めて見つめる。
[担当からのコメント]
今こうしている間にも、世界では紛争の被害に苦しむ人々がいます。間もなく戦後80年を迎える今、世界でも唯一無二の平和憲法を掲げる国家の国民として、改めて平和への思いを本書とともに強くしていただければ幸いです。
[著者略歴]
田邉一廣(たなべ かずひろ)
創作を志してから三十年ほどになります。この五、六年は戯作三昧の日々を送っております。
創作には汲みつくせぬ魅力があります。
著書
『鎮魂の海』(2015 龍書房)
『カチューシャの哀しみ』(2017 龍書房)
『アンナ・カレーニナの愛を超えて』(2018 文芸社)
『幸福の絆』(2020 文芸社)
『ゴッホとゴーギャンに魅せられて』(2020 22世紀アート)
『小説 コロナ』(2020 22世紀アート)
『わたしのデカメロン:バラエティーに富んだ十日物語』(2021 22世紀アート)
『愛こそ命:トルストイの歩んだ生涯』(2021 22世紀アート)
『プーチンへの答え:戦争から平和への道へ』(2022 22世紀アート)
『我々は何者か どこから来て、どこへ行くのか』(2023 22世紀アート)
『ピカイチ・心のきれいな男 ドンキ・ホーテ2世』(2023 22世紀アート)
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