山里の四季:詩画集 Ⅱ
(著) 神田亮
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―やわらかな絵の中に、詩の余韻が響きわたる―
雑木林の中でやわらかな光を放つ遅咲きのさくら、麓から山に向けてのぼりつめる秋色、あたたかな陽射しの中で眩く光り輝く北アルプスーー自然や目の前の風景と向き合い、心の絵を言葉に、心の言葉を絵として描き続けてきた情景は、静謐な時のなかで私たちを心の故郷へと導いていく。匂い立つ日本の原風景を油彩画と詩に見事に閉じ込めた、集大成ともいうべき詩画集。
[目次]
詩 目次
浅間早春 二〇〇三 佐久市下平尾
楢林画譜 一九九〇 宇都宮市上足軽
桜に 一九九六 栃木県岩舟町
惜春賦 一九九二 群馬県赤堀村
夢の写生地 一九九七 大町市千国街道
甲斐駒早春 一九九六 北杜市大泉町下井出
花咲く信濃路―美麻村新行にて 二〇〇六 長野県美麻村新行
甲斐駒ケ岳の春 二〇二一 北杜市大泉町谷戸城南
花明かり 二〇〇一 長野県戸隠小学校西
安曇野 一九九八 松本市内
安曇野惜春 二〇一〇 安曇野市池田町美術館
浅間の春 二〇一一 佐久市上平尾
一本杉 二〇〇〇 池田町千国街道
小鳥が池の戸隠 二〇二一 戸隠村中社
有明への道 二〇〇四 池田町千国街道
妙高初夏 二〇一五 妙高市片貝
安曇野薫風 二〇〇四 松本市光
絵はがき 一九九八 木曽町西野
安曇野の五月 二〇一四 安曇野市穂高町
戸隠緑韻 一九九五 戸隠村鏡池
信州美麻村の春 二〇〇七 美麻村新行
佐久平明け初む 二〇〇三 佐久市上平尾
わが常念に 一九九一 明科町大王わさび西
すずむし 一九九五 栃木市志鳥町
浅間小春 一九九二 佐久市離山
林への道で 一九九一 宇都宮市上足軽
天空にて 二〇〇〇 白馬村野平
安曇野秋日和 二〇一三 池田町美術館
信濃路秋日和 二〇〇四 小川村立屋
野の仏と 二〇〇一 大泉町谷戸城趾
鳶 一九九八 豊科町スイス村
白馬新雪 一九九七 白馬村深空
戸隠姫 二〇〇一 戸隠村小学校庭
安曇野を行く秋 一九九三 穂高町有明
白馬村新雪 二〇〇六 白馬村大出
御嶽明け初む 二〇〇〇 木曽町西野
斑鳩の春―法起寺にて 二〇〇二
山之辺の道で 二〇〇二
斑鳩の春―法起寺にて 二〇一六
まほろばの風―当麻寺 二〇二一
斑鳩春月―法輪寺 二〇〇五
祈りの詩―法起寺にて 二〇〇六
浄瑠璃寺の春 二〇〇五
飛鳥びと 二〇〇一 桜井市八釣
二月堂への道で 二〇〇一
軒瓦―飛鳥寺にて 二〇〇〇
懐旧の大和路 二〇〇九 桜井市八釣
西ノ京夕映え 二〇〇四 薬師寺西大池
油彩画 目次
(註)主な収蔵先(個人略)
(順)順天堂大学付属病院
(加)加須市役所
(岩)岩船画廊
浅間早春 F8 二〇〇三
楢林画譜 F8 一九九〇
三かもの春 F6 一九九六
赤城春霞 F6 一九九二
北アルプスの春 F6 一九九七
甲斐駒ケ岳の春 F30 一九九六
花咲く信濃路 F50 二〇〇六 (順)
甲斐駒ケ岳の春 F50 二〇〇五
戸隠春色 F8 二〇〇一
明けゆく安曇野 F50 二〇一二 (順)
安曇野の春 F6 二〇一〇
浅間の春 F4 二〇一一
北アルプスの春 F6 二〇〇〇
戸隠湖映 F50 二〇二一
有明への道 F50 二〇〇四
妙高初夏 F50 二〇一五 (順)
安曇野薫風 F50 二〇〇四 (加)
風かおる木曽御嶽 F50 一九九八 (順)
北アルプス投影 F3 二〇一四
戸隠緑韻 F10 一九九五
風かおる北アルプスの里 F50 二〇〇七 (順)
浅間投影 F6 二〇〇三
安曇野初夏 F50 二〇一五 (順)
下野秋立つ P15 一九九五
浅間小春 F8 一九九二
楢林秋風 F8 一九九一
白馬村の秋 F50 二〇〇〇 (順)
安曇野秋日和 F50 二〇一三
信濃路秋日和 F50 二〇〇四 (順)
南アルプス行秋 F8 二〇〇一
安曇野の秋 F8 一九九八 (岩)
白馬新雪 F50 一九九七
戸隠村の秋 F50 二〇〇一 (順)
安曇野を行く秋 F30 一九九三 (岩)
白馬村新雪 F50 二〇〇六 (順)
木曽御嶽明け初む F6 二〇〇〇
斑鳩暮色―法起寺 F3 二〇〇二
山之辺の道夕月 F3 二〇〇二
斑鳩暮色―法起にて F4 二〇一六
大和路惜春―当麻の里 F15 二〇〇六
斑鳩春月―法輪寺 F4 二〇〇五
斑鳩夕映え―法起寺 F3 二〇〇六
浄瑠璃寺の春 F4 二〇〇五
飛鳥落日 F6 二〇〇一
二月堂への道 F6 二〇〇一
飛鳥寺夕映え F6 二〇二〇
懐旧の大和路 F50 二〇〇九
西ノ京夕映え F8 二〇〇四
[担当からのコメント]
絵や詩や音楽などのように、同じテーマを様々な方法で表現できるところに芸術の奥深さがあるのではないかと思います。詩と絵画が一体となって独自の世界観を見せてくれる本書、ぜひその魅力をじっくりとお楽しみください。
[著者略歴]
神田 亮
大正15年 埼玉県加須市に生まれる
昭和19年3月 埼玉県立不動岡中学校卒業(旧制)
昭和19年 東京美術学校入学
昭和23年 光風会に入選
昭和24年 東京美術学校(現東京芸大)卒業
昭和37年 東京美術学校時代の仲問と個性を尊重する団体「群炎美術協会」を創立
東京都美術館で公募展「群炎展」を開催 現在に至る
昭和57年 埼玉県美術教育連盟福連盟長
平成3年 慈彩会会員となる 以後会員展(日本橋三越)に出品
慈彩会は1958年 社会福祉を目的として設立
厚生労働省 東京都等後援
平成15年 群炎美術協会会長
平成16年 群炎美術協会顧問 群炎埼玉支部創設 支部長となる
平成18年 群炎美術協会会長
平成20年 第49回群炎展(公募展)より小児ガン征圧運動に参加するためチャリティー展を併設 今日に至る
平成24年 群炎創立50周年に当たり在イラン日本大使館と共催
「日本文化週間」として「群炎・イラン国巡回展」を開催
ホルムズ海峡緊迫時
平成28年 群炎美術協会評議委員
著 書
中学生の詩の指導
新光閣書店 昭和43年
詩画集「山里の四季」
美工出版 平成8年
詩画集「信州・安曇野」
美工出版 平成11年
詩画集「大和路・信州路」
美工出版 平成14年
画 集「山里の詩」共著
美工出版 平成18年
詩 集「天使の翼」
銀の鈴社 平成26年
詩画集「信州・安曇野2」
平成28年
詩画集「山里の四季Ⅱ」
令和4年
受 賞 等
○群炎賞(他四賞)
○創立50周年記念賞
○第60回記念特別賞
○文化ともしび賞(埼玉県知事)
○叙勲・端宝双光賞
個 展(36回開催)
昭和26年
第1回の個展を埼玉県立近代美術館で開催
以後毎年個展を1、2回開催する
加須市民福祉会館 1回
八木橋アートサロン 13回
銀座アートギャラリー 5回
岩船画廊 10回
パストラルかぞ 4回
野と花 1回
銀座サロンドG 1回
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