山名の坂みち

(著) 奥村佳永

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作品詳細

[商品について] ―いつだって人生を生きてきた― 明るく穏やかで、風が嫌いだった亡き母へと寂しげだった後ろ姿を思い浮かべた「赤城おろし」、債権保全の仕事で刑務所に行き、服役中の債務者と鉄格子の中で面会をした体験を描いた「面会」、ホームレス風の老夫のリヤカーを懸命に引っ張る小型犬を見ながら、イヌやネコへの思いを巡らせる「ペット」など、来し方を振り返りながら、味わい深い言葉で人生の四季を綴った随筆集。

[出版社からのコメント] 人生は、後悔の連続であるかも知れません。思い返す度に胸が痛むことや、冷や汗をかくことなど、生きていると色々なことがありますが、そうしたことがあってこそ見えてくる風景もあるのだろうと思います。本書の中にもあるそうした風景を、ぜひ感じていただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール] 奥村 佳永(おくむら・よしなが) 昭和七年、長野県松本市生まれ。 県立深志高校卒業後、信州大学文理学部に勤務。 一念発起し、昭和三十年早稲田大学法学部に入学。 昭和三十四年、卒業と同時に、日本専売公社(現日本たばこ産業)高崎地方局に入社。新潟・長野・群馬・神奈川各県を転々と勤務。 昭和六十三年退職後、上信越たばこ販売協同組合連合会、高崎ハローワーク嘱託を経て、現在高崎自動車整備協同組合事務局長。

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