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山あり湯ありの遍路旅：夫婦でのんびり四国八十八ヶ所巡礼

(著) 田口隆二

作品詳細

［商品について］
ー苦しいだけが、お遍路じゃないー
山歩きの趣味が高じて、めでたく日本百観音の結願に至った。となれば、次なる目標は四国霊場八十八カ所巡礼だ。
十三番・大日寺へ向かう前に寄り道して登った西竜王山。五十一番・石手寺を巡った後に癒された天下の名湯、道後温泉…。気持ちを込めて寺を巡る一方、山があれば山に登り、温泉があれば湯につかる。旅の間に登った山は18座、浴した温泉は17湯を数えた。
巡礼とは言っても楽しむことも忘れない、そんな夫婦二人ののんびりお遍路旅。

［目次］
百観音結願（まえがきに代えて）
発心、いざ（第一回）
いささかの試練（第二回）
「修行の土佐」へ（第三回）
「お接待」（第四回）
道半ば（第五回）
暖国寒波（第六回）
城下爛漫（第七回）
登拝「伊予の高嶺」（第八回）
災厄・再起（第九回）
輪廻転生（第十回）
同行二人（補遺）
あとがき
電子書籍出版にあたって
著者略歴

［担当からのコメント］
お遍路と聞くと、ひたすら道を歩く過酷な修行というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし本書を読むと、時には温泉や観光を楽しみ、また時には土手で趣味のハーモニカを思い切り吹くなど、心を込めてお寺を巡る中でも、四国の自然や文化を堪能する著者の様子が伝わり、それもまたお遍路の醍醐味なのだと気づかされます。また本書には、お遍路にかかる大まかな費用なども掲載されていますので、これから挑戦しようとしている方にとっては、さまざまな点で参考になること間違いなしの1冊です。

［著者略歴］
田口 隆二（たぐち・りゅうじ）
１９３５年　神奈川県生まれ
１９６０年　早稲田大学卒業
１９６１～１９９３年　東京都に勤務
１９５１年から山歩きを始め、現在まで登山歴65年　山行回数１７００回