小説 金印 第二巻:山門伊国(邪馬台国)誕生【改訂版】

(著) 高田陽峰

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作品詳細

[商品について]
―「地名」あるところに、歴史のドラマあり―
古代日本を舞台に、地形や地名を手がかりとして壮大な日本史のドラマを綴った大河小説シリーズ『金印』の第二弾。古代史最大の謎、邪馬台国の真相に迫るーー第一巻にも登場した北九州最強の国「名国」の王・海彦の長男である須佐の後を継いだ沼河の活躍や、須佐の子孫だと言われる大国主命(おおくにぬしのみこと)の生涯。また、神から与えられた才能を持ち、後に日巫女(卑弥呼)と呼ばれる娘の運命と、その父・糸彦による山門伊国(邪馬台国)誕生への物語など、ロマン溢れる日本古代史を描いた意欲作。

[目次]
第一章 沼河の東行
第二章 山門伊国(邪馬台国)誕生
第三章 川名(桑名)の伸張
第四章 魏の使者
第五章 日巫女の死
第六章 吉野山
第七章 大国主命
第八章 吉野砦の陥落と逃走
第九章 日見矢彦の死
年表
「金印第二巻」あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
人の世というのは、その名前にさまざまなドラマが眠る地域を舞台として発展してきたのだということを、本作を読むと改めて実感します。謎多き古代史の真相に迫るスリルに加え、地名の語源を考える楽しさを味わわせてくれる本シリーズ。第一巻からお読みいただくのはもちろんのこと、本書単独で読んでも十分お楽しみいただける内容となっています。

[著者略歴]
高田 陽峰(たかだ ようほう)
本名 折野英夫

1946年、徳島県徳島市生まれ
現在は奈良県在住
著書:『危機感じから始まる危機管理術』(新風舎 2007年刊)
『小説 金印 第一巻 輪国(倭国)の大乱始まる』(文芸社 2014年刊)

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