実践的花粉症克服法ーー自然療法で花粉症を治す:その原因から効果が期待できる健康食品、薬用植物、ハーブまで
(著) 山下明男
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―むかし結核、いま花粉症―
東京などの大都市では3人に1人が悩まされているといわれる花粉症。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状は多くの人を憂鬱にし、重くなれば体調を崩すこともある。こうした悩みから解放されるために、対処療法ではなく、もっと根本的に、体に優しい方法で花粉症を治すことはできないだろうかーーそんな願いを持つ方々のために、本書ではアレルギー性疾患や花粉症に効果があるとされ、かつ化学薬品に頼らない対処法を紹介している。読者は健康食品からハーブまで、本書の中で自分の状態にあう方法を選び、実際にその効果を試すことができる。食生活をはじめライフスタイルを見なおす情報源としてもご活用いただける一書。
[目次]
はじめに
第1部 現代医療の問題点と花粉症
1対症療法に偏りすぎた現代西洋医学
2現代西洋医学が治療法のすべてではない
3現代西洋医学には得意分野と不得意分野がある
4花粉症の薬物治療の問題点
5自然の摂理にしたがった治療の重要性
第2部 花粉症とその原因
1発症のメカニズム
2症状
3原因となる植物花粉と飛散シーズン
4原因と悪化要因
第3部 花粉症対策
第1章 花粉症克服のための戦略
1アレルギー・ダム・モデル
2花粉症克服のための基本戦略
3花粉症克服のための具体的戦略
4健康食品等の効果的な用い方と注意点
5健康食品等の効き方別分類
第2章 花粉症のための食事療法と生活上の注意
1花粉症と食物アレルギー
2花粉症患者の食事内容の傾向
3特定の食品を避けるだけで花粉症が治った
4控えたほうがよい食品とその理由
5積極的にとりたい食品
6少食を心がけ間食を避けよう
7その他の生活上の注意
第3章 花粉症に有効な健康食品と薬用植物
■花粉
■プロポリス
■アガリクス(ヒメマツタケ)
■杉の葉の煮汁、杉茶
■菊花茶
■甜茶
■シジュウム茶
■シソエキス
■霊芝
■松の樹皮のエキス
■ピクノジェノール(OPC)
■バラ花びら抽出エキス
■羅漢果
■アロエ
■ドクダミ
■ニンニク
■野草酵素
■イチョウ葉エキス
■スピルリナ
■酒 粕
■つぼみ菜療法
■朝鮮(高麗)ニンジン
■お茶
■ニンジンジュース
■強命水『活』
第4章 花粉症に有効な栄養・機能性成分
■ビタミンC
■ビタミンB6
■マグネシウム
■粘膜を丈夫にするビタミン・ミネラル
■抗酸化ビタミン・ミネラル
■マルチビタミン・ミネラル
■シソの実油、α-リノレン酸
■EPA(エイコサペンタエン酸)
■DHA(ドコサヘキサエン酸)
■アップルフェノン
■ケルセチン
第5章 花粉症のためのハーブ療法
1ハーブティー
■ネトル
■エルダーフラワー
■ローズヒップ
■ペパーミント
■ユーカリ
■ハーブティーのブレンド
2アロマテラピー
■ティートリー
■ユーカリの吸入
■ラベンダー、マートルの吸入
■ブレンドオイルのアロママッサージ
■ローマンカモミールのオイルマッサージ
■ラベンダーのアロマバス(入浴)
■炭のお香
3ハーブサプリメント
■イラクサ(ネトル)
■月見草油
第6章 花粉症のための鼻洗法と馬の油の塗布
■鼻洗法
■馬の油の塗布
第7章 花粉症のためのストレス解消法
■ヨーガの呼吸法
■横隔膜呼吸
第8章 口呼吸から鼻呼吸へ
第9章 花粉症グッズ
■マスク
■眼鏡
■鼻腔拡張テープ(鼻づまり用グッズ)
■綿棒
■濡れマスク
著者プロフィール
[担当からのコメント]
花粉症は誰もが罹りうる病気です。その意味では、現在花粉症に苦しんでいる方だけでなく、まだ花粉症になっていない方にも本書は有用です。乱れた食生活やライフスタイルを整える一書として、ぜひ多くの方にご活用いただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
山下 明男(やました あきお)
1947年(昭和22年)長崎県福江市出身。
東京都立工業短期大学、東京キリスト教短期大学卒業。
数年間キリスト教会教職者として奉仕したあと、会社勤務を経て、現在は有機農法で野菜作りをしている。
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