天野川──かつて少年の私は生命の世界と対峙した

(著) 清信文雅

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作品詳細

[商品について]
―そこは、花々、すなわち、生命の世界だったのだ。―
六年生の頃、先生に反抗したあるクラスメイトがポケットから取り出したナイフに、人間と人生の悲しさを見た。また、夏の鮎釣りに出かける日の早朝に見た一面の霧は、自然の生命の美しさは毎年のように更新され引き継がれてゆくことを「私」に教えた。ーーこの世界に漠然とした違和感を持っていた少年時代。いま、その原始に戻ることで、この世界や人生、生命といったものの新たな側面が見えてくる。色鮮やかな四季に彩られた自らの人生の歴史を辿り、生命の世界に肉薄した哲学的自伝エッセイ集。

[目次]
四季


花の季節が巡る


著者略歴

[担当からのコメント]
哲学的思考を深めるためのアプローチは様々ありますが、本書は著者が自らの少年時代を振り返ることで、そこに立ち現れる思想や発見に迫った一書です。誰の心にも眠る身近なテーマや記憶を辿ることで開かれる哲学の旅を、ぜひお楽しみください。

[著者プロフィール]
清信文雅

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