大乗と小乗の世界: ブッダは何を教えたか 四つの真理と八正道

(著) 永井一夫

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作品詳細

[商品について]
―ブッダの真の教えを心で味わう―
本来、ブッダの教えは四つの聖なる心理と八つの聖なる道を中心として、分かりやすく確実に悟りに至る方法を説いたものでした。しかし残念なことに、日本に伝えられた仏教は中国の思想が取り込まれた「大乗仏教」であり、大乗仏教からでは釈迦の本来の教えを正しく知ることは大変難しくなっています。
本書は、釈迦の本来の教えはどの様なものであったのかを知るために、真の教えを伝える経典に基づいてブッダの一生を追いながら、その神髄を味わおうとする作品です。
ビジネス化し衰退の道を歩んでいる現代の仏教界に一石を投じると共に、仏教の正しい姿を知り人生の指針として多くの方にご活用いただける内容となっています。

[目次]
はじめに
第一部 仏教の成立とブッダの歩み
Ⅰ ブッダ(仏陀)の誕生から出家するまで
Ⅱ 菩提樹下の悟り
Ⅲ ブッダ伝道の旅
Ⅳ お経の成立と変化
V 仏教諸派の発生
第二部 大 乗
Ⅰ 日本の仏教
Ⅱ 大乗仏教への展開
第三部 悟 り
Ⅰ ブッダの悟り
Ⅱ 螺旋階段の悟り
Ⅲ 悟りへの道の教え
Ⅳ 四つの偉大なる真理〝四聖道〟
V 悟りへの道〝八正道〟
Ⅵ サヤジ=ウバキンのこと
Ⅶ シャマとゴインカジィーのこと
第四部 ブッダの心
Ⅰ ブッディズム総論
Ⅱ 再び教えの要約
Ⅲ キリストとブッダ
Ⅳ 仏教と健康法
あとがき
【著者プロフィール】

[出版社からのコメント]
いかに生きるかという問題は私たちにとって大きな問題ですが、はるか昔にこの問題と向き合って答えを出したのがブッダです。時代とともに社会も人々の考え方も変わりましたが、そうしたものを超えて普遍の価値を持つブッダの教えは、社会が大きく変わろうとしている今こそ、私たちにとって必要なものではないかと思います。本書を通じて、多くの方にブッダが辿り着いた世界を感じていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
永井 一夫(ながい・かずお)

1930年大阪生まれ。1953年京都大学経済学部卒業1957年コロンビア大学ビジネススクール卒業。マスター・オブサイエンス(MS)修士号取得。現在、永井織布株式会社代表取締役社長、(財)永井熊七記念財団理事長、(財)岸和田市奨学会理事長(財)関西棋院副理事長

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