夢のあしあと : 思えば剣道が私の人生の縦糸だった
(著) 磯貝光禮
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[商品について]
―人間形成として剣道に、あらゆる問題への手がかりが隠されている―
道場の盛衰から見えてくる社会の変化、子どもへの剣道指導の難しさ、剣道における敗北の美学——。20代で剣道の指導者の立場に立ち、36歳で明珠館道場を立ち上げた著者。その人生において、剣道は自らの人間形成に寄与した縦糸のような存在であり、指導者としての長い歩みは、剣道指導の難しさと、剣道の新たな魅力の発見の連続だった。月刊『剣道時代』に掲載した文章など、日々修行と見定めた著者が書きためてきた示唆に富む文章を集める。剣道、または武道が、いかに日常と大きく接しているのかを目の当たりにする1冊。
[目次]
私は望まれてこの世に生をうけた(序にかえて)
第1章◆求めてナンボ
第2章◆考えてナンボ
第3章◆勝ってナンボ
第4章◆教えてナンボ
第5章◆育ててナンボ
第6章◆広めてナンボ
第7章◆楽しんでナンボ
あとがき
[出版社からのコメント]
習い事の目的は、時代を経るごとに変化しています。たとえば、遠い将来の就職に役立つからという理由で、親が子どもにプログラミングを習わせるというのは容易に想像が付くでしょう。そんな中にあって、剣道は特に就職に直接役立つわけではありません。しかし習い事の根幹としての人間形成が期待できます。本書はそんな剣道の道場の館長の目を通して、習い事がいかにあるべきなのかについても貴重な示唆が得られます。子を持つ親にとっても必読です。
[著者プロフィール]
磯貝 光禮(いそがい・こうれい)
昭和19年5月1日生まれ。
県立加茂高校へ入学と同時に剣道を始める。
昭和40年 和知剣道少年団を設立し、剣道指導を始める。
昭和56年 明珠館を設立し、初代館長となる。
以後、加茂農林高校、可児高校、八百津中学校、かわい幼稚園の講師として、剣道指導を行う。
雑誌『剣道時代』にて「剣々学々」「ヒゲ先生の島巡り」などを連載し、同誌より「汗と涙の向こうに」「求めれば無限大」を出版する。
現在、剣道教士7段、戸山流居合道教士7段、戸山流居合道、岐阜県支部支部長
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