国境ドライブーードイツからポーランドまで、中欧12カ国を巡る5600kmの旅
(著) 田中五雄
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―ユダヤ人の足跡を辿る国境なきヨーロッパ―
地図のルートナンバーと道路標識の確認に神経を擦り減らし、陸続きのヨーロッパの不気味さを感じながら検問のない国境を越え、アウシュビッツやユダヤ人と関係の深いワルシャワなど過去の戦争が生み出した傷跡に触れる。オーストリアを中心とする中欧12ヵ国の国境をめぐる30日間5600kmの旅は、近代ヨーロッパで起こった悲劇の歴史と境なき国境に欧州特有の多様性を感じる時間となったーー多くの海外ドライブ旅行を楽しんできた著者が贈る、一風変わった中央ヨーロッパ紀行。
[目次]
○ はじめに
○ ドライブスタートポイント
○ 地図・ドライブルート
○ ヘルシンキ
○ 列車の旅
○ レンタカー
○ ホテル
○ ドライブルート
○ リヒテンシュタイン
○ 大都市に乗り入れる
○ 携帯電話
○ トリエステ
○ スロベニア~クロアチア
○ 接触をもつ人々
○ ハンガリー・ブタベスト
○ 副題「国境」について
○ ヒトラー・ナチスの異常さ
○ アウシュビッツ
○ 宗教
○ ドライブの爽快
○ 市街の乗り物
○ ポーランド・ワルシャワ
○ 国境検問所
○ 墓
○ レジャー・遊び
○ 夜と霧
○ 交通警察に捕まる
○ チェコ・プラハ
○ 体の調子
○ スーパーの品質
○ 英会話・英文への慣れ
○ 地方都市の空洞化
○ マウントハウゼン
○ 廃墟と再建
○ 再びザルツブルク
○ トイレ
○ ブレンナー峠とボルザーノ
○ ニュルンベルク・レーゲンスブルク
○ レンタカー返し
○ ドイツ・バロック音楽
著者略歴
[担当からのコメント]
戦争が遺した負の世界遺産を訪れることは、起こってしまった悲惨な出来事を見つめ直し、同じような悲劇を二度と起こさない為にも必要なことだと思います。明るい気持ちになれる旅だけでなく暗い歴史を巡る旅も、そこから何かを学び新しい価値観を得ることができる大切な旅になるのではと思います。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
田中 五雄(たなか・いつお)
1937年山口県防府市生まれ。
大阪工業大学を卒業後、トヨタ系企業に勤務。その後定年退職。
豊田市在住。
著書
『定年からの趣味のコレクション、色・形・模様を楽しむ』
『ヨーロッパドライブ 8000km、見たもの・感じたこと』
『アメリカ西海岸ドライブ 3500km、見たもの・感じたこと』
『海外ドライブ紀行、思い出のままに オランダ・ドイツ・スペイン・ポルトガル』
『思いつくままに一定年後、余生の日々一』
『国内ドライブ北から南まで一思い出の写真から』
『人生不案内な人への語録』(新風舎)
『人生若葉マークのあなたへ贈ることば』(竹林館)
『30日間世界一周旅行記』副題「接触」
『囲碁と旅行』(全国碁会所巡り)
『EU/中欧ドライブ旅行記』副題「国境」
『寒さの中、ロシア ハバロスク:中国 北京までの旅』
『ドイツ一周 列車の旅』七五歳一人旅 写真と文
『ハビタブル・ゾーン』 一般人の「宇宙」学習
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