君民令和 : 美しい国日本の歴史
(著) 中本征利
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―日本人、そして日本という国の姿を知る―
戦後日本の歴史教育は、長い歴史のなかで培ってきたわが国固有の特質や美点を軽視してきた。しかし今やそれらの悪弊を排し、本来の歴史を語るべき時期に来ているーー聖徳太子から渋沢栄一まで、宗教、婚姻、経済の三つの要因が絡み合い、優れた制度・文化を生み出してきた本当の日本の歴史を30の項目から斬る、歴史と哲学が融合した「新しい日本史」。
[目次]
序文
(1)聖徳太子
(2)大仏開眼
(3)記紀神話
(4)万葉集
(5)神仏習合
(6)摂関政治
(7)勅撰和歌集
(8)源氏物語
(9)愚管抄
(10)ご恩と奉公
(11)評定衆と貞永式目
(12)一揆、座、悪党
(13)連歌と茶道
(14)親鸞と日蓮
(15)徳川幕藩体制
(16)武士道、男道
(17)元禄時代
(18)大岡忠相と田沼意次
(19)細川重賢と上杉鷹山
(20)調所広郷(ずしょひろさと)と村田清風
(21)江戸時代の経済政策
(22)荻生徂徠
(23)本居宣長
(24)文化としての天皇
(25)歌舞伎と浮世絵
(26)村方騒動
(27)処士横議
(28)明治維新
(29)西郷隆盛
(30)福沢諭吉と渋沢栄一
著者プロフィール
[担当からのコメント]
戦後の日本人は日本という国に住みながら日本以外のものばかりに目を向ける、そんな道を歩んできたのではないかと改めて思います。歴史が国や民族の背骨ともいうべきものだとすれば、私たちはまさに骨抜きになっているのかもしれません。日本人として新たな時代を生きていくための一書、ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
中本 征利(なかもと まさとし)
1942年、兵庫県に生まれる。1966年京都大学医学部を卒業。精神医学・精神分析学を専攻。北野病院勤務を経て1976年から兵庫県尼崎市にて精神分析クリニークを開業。その間山村道夫氏に教育分析を受け、研究会大阪精神分析ゼミナールを立ち上げ後進を指導し、今日に至る。大阪市立大学および相愛大学の講師を歴任。日本精神医学会と日本精神分析学会に所属(現在は退会)。
著書:『存在と性』(1984年)、『フロイトとヘーゲル』(1985年)、『何のために心理療法を学ぶのか』(1986年)、『抑圧の構造』(1987年)、『任侠のエトス』(1987年)、(以上勁草出版サーヴィスセンター)、『精神分析技法論』(ミネルヴァ書房1995年)、『男の恋の分析学』(2001年)、『精神分析療法における攻撃性の研究』(2002年)、『源氏物語の精神分析学』(2002年)、(以上蝸牛新社)、『恋愛力』(集英社インターナショナル2003年)、『日蓮と親鸞』(2004年)、『武士道の考察』(2006年)、(以上人文書院)、『天皇制の擁護』(幻冬舎2008年)
共著:『心理臨床大事典』(培風館)、『症例研究寂しい女』、『転移/逆転移』、『共感と解釈』(以上人文書院)、『カウンセリングの理論と技法』、『発達とカウンセリング』、『カウンセリング事例集』(以上ミネルヴァ書房)
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