句集 花鳥風月の刻(とき)

(著) 我聞宗心

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作品詳細

【2020年に発刊された『風恬かに声希かなる:遊庵俳句集』の改訂版です】

ー山並みに建つ庵から届ける、自然への讃歌ー
花しぐれはらりきらりと大桜
蝉の声山はねかえし朝早く
山並みにみかんのジュウタン敷きつめて
夕焼けに染めし三日月白い山
(本文より)
人間の傲慢な心が、自然を、地球をだめにしている。動物や草花があって、人間は生かされているのにーー。
静岡県にある海抜三百メートルの大里峠。その山腹に庵をかまえる著者が詠う四季折々の俳句。人とともに生きる自然への愛と感動が言葉となって溢れだす。

[目次]
まえがき
春の句
夏の句
秋の句
冬の句
雑の句
あとがきにかえて わが半生の記
著者略歴

[担当からのコメント]
近年では、誰でも気軽に写真や動画を通じて自然の景色を感じることできますが、俳句には言葉の余韻から得られる情緒や、景色や香りを想像する楽しさがあります。これまであまり俳句に馴染みのなかった方も親しみやすく、味わい深い作品が数多く収録されていますので、この機会にぜひ、俳句で四季の移ろいを感じてみてください。

[著者略歴]
我聞 宗心(がもん・そうしん)
昭和13年、静岡県生まれ、同県在住。
中央大学法学部卒業。
福祉施設(介護施設、保育園等)経営、マンション・アパート経営、経営コンサルタント。
司法行政書士、宅建取引主任者、水上安全救助指導員、二級小型船舶操縦資格取得、造園技能士。
居合道師範、柔道三段、書道二段。人命救助表彰(昭和58年。4人救助)、これまでに12人救助。
「我聞塾」を開設し、四大教訓「三つの恩」「三つの徳」「三つの善」「三つの悪」を実践し、教えている。同塾では経営、茶道、花道、茶懐石料理、着付、絵画、書道、陶芸、姓名判断、人生相談等の教室を開き、また自然農園等を営む。

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