厄除けに健やか行事: 平成文化の構築
(著) 松橋玄光
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正月になると大相撲が始まるので、私の住んでいる町の駅前のH商店の接待室の大型テレビの前で相撲を観戦するのですが、相撲が終って午後6時を過ぎると、観戦者は三三五五帰宅します。残ったH商店の社長と、自治会の教養部長のSさんが残っている時を見計って私が、最近悩みに近い話を二人にぶつけて聞いてみることがよくあるのです。
私は2年前に妻を亡くして、家に帰っても話しの相手がいないものだから、ついこの二人に話を持ちかけることが多いのです。そこで私は「今、厄除けの研究をしているんだが…」と持ちかけると、二人は60歳を越えているから、あまり興味を持たない様子なので、「自治会で取り上げたらどんなものかね」とS教養部長に語りかけると、話に乗ってきました。そのお陰でこの本の原稿が続けられるというもので二人に感謝しているのです。
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