医学の豆知識:病気や人の体にまつわる94のお話

(著) 山辺英彰

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作品詳細

[商品について]
―面白くてためになる、医学のお話―
太宰治の故郷としても知られる青森県五所川原市にある増田病院。若い頃からこの病院で診療をしていた著者は、毎月発行される増田病院新聞に文章を寄稿してきました。本書は、そんな記事の中から医学に関する事柄をまとめた一書です。ーーかつて多くの日本人に恐れられた脚気の歴史や、記憶に新しい新型コロナウィルスにまつわる話、はたまたヒトの寿命やおならといったついつい気になるテーマまで。病気や人体にまつわるあんな話やこんな話が収められた医学エッセイ集です。

[目次]
推薦のことば
はじめに
改訂にあたって
1.しび・がっちゃき
2.脚気の話
3.女性医師の活躍
4.華岡青洲と麻酔法
5.シーボルトについて
6.インカ帝国の脳外科手術
7.アニサキス
8.古代の医学
9.細胞の発見
10.ヒトの寿命
11.水の話
12.サナダムシの話
13.尿検査の話
14.中華料理店症候群
15.打診と聴診
16.輸血の話
17.野口英世
18.ゼンメルワイスの消毒法
19.便移植について
20.臓器移植の話
21.バビンスキー反射
22.コレステロールの話
23.昔の外科医は床屋さん
24.フィレンツェ症候群
25.塩の話
26.天然痘の撲滅
27.人工腎臓(人工透析療法)
28.おならの話
29.エックス線の話
30.医学とまじない
31.不老不死の薬
32.結核の話
33.肥満について
34.良性発作性頭位めまい症
35.ピロリ菌について
36.森田療法
37.内視鏡の話
38.糖尿病の話
39.纏足(てんそく)の話
40.肝炎ウイルスの話
41.メタボリック症候群
42.高尿酸血症の話
43.ジギタリスの話
44.ミュンヒハウゼン症候群
45.大脳機能の局在について
46.解体新書
47.新型コロナウイルス肺炎の話
48.ペニシリンの発見
49.高血圧の話
50.脂質異常症の話
51.認知症の話
52.浮腫の話
53.心電図の話
54.医者は副業?
55.安楽死について
56.DNAの話
57.佐々木直亮教授のこと
58.潰瘍性大腸炎について
59.PCRの話
60.コロナのワクチン
61.ベーチェット病について
62.ワクチンについて
63.人の名前のついた病気
64.こむら返りについて
65.ハイムリック法
66.新型コロナウイルスワクチンの発明者
67.糖尿病の合併症
68.過呼吸症候群
69.造血薬の話
70.これまで知られてなかった病気の流行
71.帯状疱疹について
72.蕁麻疹の話
73.アフタ性口内炎
74.五十肩とギックリ腰
75.パルスオキシメーター
76.アルツハイマー病の治療薬
77.カリフォルニアから来た娘症候群
78.近視について
79.偽薬の話
80.ひとはなぜ太るのか
81.ルルドの泉
82.関節リウマチ
83.色盲の話
84.母子手帳
85.喀血と吐血
86.ツツガムシ病
87.パーキンソン病
88.アミロイドーシスについて
89.便秘の話
90.熱中症について
91.電気で味が変わる?
92.肥満症治療薬の保険適用
93.前立腺肥大症
94.嚢胞腎
参考文献
著者略歴

[担当からのコメント]
ひとえに「医学」と言っても、ある病気や症状の話から、著名な医師や医療の歴史、またコロナウィルスのような世界中を巻き込む感染症まで、本書で語られるテーマは実に様々です。専門的な予備知識は必要ありませんので、医師としての豊富な経験を持つ著者が綴る面白くてためになるお話を、ぜひじっくりとお楽しみください。

[著者略歴]
山辺 英彰(やまべ ひであき)
1949年6月 北海道釧路市生まれ
1974年4月 弘前大学医学部卒業
1978年3月 弘前大学大学院医学研究科博士課程修了
1979年6月 弘前大学助手(医学部附属病院第2内科学教室)
1984年5月 弘前大学講師(医学部附属病院第2内科学教室)
1988年6月 アメリカ合衆国ワシントン州立大学腎臓内科へ留学
1997年9月 弘前大学教育学部看護教育学科教授に昇任
2001年10月 弘前大学医学部保健学科教授
2005年4月 弘前大学大学院保健学研究科教授
2015年3月 弘前大学を定年退職
2015年6月 弘前大学名誉教授

資格:日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会認定専門医、指導医
所属学会:日本腎臓学会評議員、日本内科学会、国際腎臓学会、アメリカ腎臓学会、欧州透析移植腎臓学会
主な研究領域:IgA腎症の臨床的研究、腎糸球体障害機序の研究、C型肝炎に伴う腎炎に関する研究

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