動植物との出会い:南アフリカ編:増題目と改訂版
(著) 山内節夫
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―遠く離れた地に生息する、未知なる動植物との遭遇―
1500万種以上の動物と500万種以上の植物が存在するとも言われる現在の地球。本書は、そんな地球上でも特に多種多様な動植物が見られるエリアの一つである南アフリカを中心に、数々の地域へ自然観察の旅に出ている著者が、実際に現地で観察した生き物の様子や調査の思い出を綴りながら、それら動植物にまつわる貴重な情報をまとめた作品となっている。ーー広大な自然に多くの生物が集まる南アフリカ共和国のほか、小さな島々からなり、動植物や人々が共生を果たすモーリシャス共和国、オットセイやフラミンゴなど、動物たちの楽園ともいえるナミビア共和国、そしてサバンナモンキーやヒヒの群れとの出会いが思い出深いジンバブエ共和国と、計4つの地域で出会った動植物の観察記録と生態を収録。地球上に存在する個性豊かな生き物たちの世界に心を奪われる一書である。
[目次]
口絵
南アフリカ共和国
モーリシャス共和国
ナミビア共和国
ジンバブエ共和国
ボツワナ共和国
まえがき
第1章 気候変化の多い南アフリカ共和国
第2章 自然が調和するモーリシャス共和国
第3章 生物の楽園ナミビア共和国
第4章 石の要塞が残るジンバブエ共和国
第5章 砂漠と湿原地帯が調和するボツワナ共和国
あとがき
参考文献
索引
著者略歴
[担当からのコメント]
たくさんの動植物が集まる南アフリカですが、残念ながら日本から気軽に自然観察の旅に出かけられる地域ではありません。しかし本書では、幼少期から多くの生物に触れてきた著者の文章を通して、各地域の自然や動植物の生態をすぐ間近に感じることができます。世界の動物と植物に興味を持つすべての人におすすめしたい一書です。
[著者略歴]
山内 節夫(やまうち・せつお)
1935.4 長野県上伊那郡朝日村(現、辰野町)生まれ
1954.3 県立上伊那農業高等学校卒業
.4 東京農業大学用賀農場実習生及び練習生
1958.3 東京農業大学短期農業科卒業(練習生終わる)
.4 アルゼンチンに渡航(さんとす丸)
1958.5 外務省扱いアンデーノ・クラブ呼び寄せ
(カーネーション・菊等の技術指導員)
1963.8 オランダ船(BOISSEVAIN号)で帰国の途に
.9 南アフリカ各地の港町を訪問
.10 シンガポール、香港、横浜港(30日)入港
.12 東農大育種学研究所伊東分室研究生
1964.4 伊豆シャボテン公園人社(植物課)
.4 東農大育種学研究所伊東分室研究員
1983.8 伊豆シャボテン公園学芸員
1986.2 南アメリカの旅(4ヶ国)
1989.3 海洋公園公園課担当課長(1978.11〜1989.3)
1990.4 公園事業開発部開発課長(植物担当)
1990.7 南アフリカ共和国多肉植物見学の旅
1993.4 伊豆資源生物アカデミー専任講師
1994.2 パタゴニアの旅(チリ、アルゼンチン)
1996.3 ナミブ砂漢とジンバブエの旅、ボツワナの旅
1997.5 財団法人進化生物学研究所伊東分室研究員
1998.3 伊豆シャボテン公園退社
ボランティア活動
1959.4 ブルサコ日本人会館
2年間、月2回日曜日、生け花教室
(千草流2級師範指導 山内千州)
1987~2003(16年間)
伊東市老人クラブ連合会の要請で
園芸教室講師 月2回金曜日
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