別れのことに悲しきは──源義経の愛妾・静御前の足跡

(著) 横道廣吉

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作品詳細

【2023年に発刊された『義経北行、伝説から史実へ:静御前早池峰絶唱』の改訂版です】

ー静御前の哀しき愛、そして義経の北行伝説ー
源義経の愛妾であり、当代きっての白拍子であった静御前。彼女の人生は、義経への深い愛と別れの悲しみ、そして戦乱に翻弄された壮絶な物語であった。本書では、そんな静御前の生い立ちから義経との運命的な出会い、そして都落ちの悲劇とその最期までを美しい切り絵とともに物語調で紡いだ一書である。さらに巻頭には、平泉で討たれたとの言説もある義経が、実は生き延びて北へ逃れたのではないかという「義経北行伝説」に関して、それが伝説ではなく史実であるとする著者の見解を掲載。静御前、そして源義経の実像に迫る。

[目次]
はじめに
第1章 義経北行、伝説から史実へ
第2章 静の生い立ち
第3章 義経のおいたち
第4章 義経と静の出会い
第5章 都落ちと別れ
第6章 鎌倉の悲劇
第7章 義経の行方
第8章 義経を追う静
第9章 義経の足取り
第10章 再会のとき
終章 早池峰絶唱
あとがきにかえて ―静の足跡辿る旅日記―
発刊を祝して
参考文献

[担当からのコメント]
本書には、静御前の足跡をたどるべく、彼女の墓や御霊を祀ったお堂を訪れた著者の旅日記も収録されています。日本各地を巡るこの旅は、歴史を肌で感じる体験の魅力が詰まっていますので、紀行文が好きな方にもおすすめの一冊です。

[著者プロフィール]
横道 廣吉(よこみち・ひろきち)
1949年12月2日岩手県宮古市生まれ
岩手県立盛岡農業高校卒(慶応大中退)
川井村役場、宮古市役所、県庁、川井村産業開発公社等勤務
特定非営利活動法人 小国復興舎理事長
特定非営利活動法人かわい元気社事務局長理事
陸中宮古ライオンズクラブ第一副会長
著書
青春はイモ洗いなのだ 西塔幸子その作品と生涯
水を引いた男 青年よ大樹を抱け ほか

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