佐竹の社会塾 下

(著) 佐竹忠

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作品詳細

「世の中には「それは常識だろう」といわれるものが沢山ある。そしてその社会常識なるものは、人によって、そして世代によっていろいろ違っている。人によって違っていることは当然であり、悪いことではない。常識が違うということは、それだけ意見が多様化していることであり、議論の対象になるものが豊富であることにつながってくる。しかし近年この常識が狂ってきた。そのために事故が起こり、事件があり、人を殺め、詐欺を働く。このような非常識がまかり通っている。これは社会が、それを他人事のようになんとなく受け入れているからである。(中略)このような時代にあって、己の生命や財産を守って、安心した社会生活を営んでゆくためには、自分自身が高い社会常識を持ち合わせていなければならない。このような前提に立って、少し社会常識の話を進めてみたい。狂った社会常識の中に陥った人達が、どのような状況になってゆくのか、その人達が陥った過ちの例を挙げながら、正しい社会常識を養うためには何に気を付けて、何を学べば良いのか。私は長い人生を生きてきたために、人生経験の豊富さと、ことある時の判断力、多様な社会常識を身に付けることができた。この経験を、この文章を通じて1人でも多くの人に伝えておきたい。そういう気持ちになった。」(本文より)

【著者プロフィール】
佐竹 忠(さたけ・ただし)
昭和14年4月1日、高知県四万十市に生まれる
昭和32年春、椎茸栽培に着手、成功の後上京
昭和36年7月、単身上京し町工場に住み込み就職、板橋工業(株)
昭和38年4月、青山陸送(株) 運転手新車の陸送
昭和40年2月、柏自動車(株) タクシー乗務員
昭和41年4月からタクシー乗務の傍ら4年間、村田簿記学校に通学
昭和46年5月、城北三菱電機商品販売(株) 経理課
昭和48年税理士試験 簿記論合格
昭和50年5月、国内証券会社、経理部
昭和61年3月、イギリス系証券会社東京支店、経理部
平成元年8月退職、(株)オーロラクリエイト設立(事業に失敗解散)
平成4年3月佐竹鍵店を開業、6人の弟子を育成、現在5店舗を統括
平成12年、宅地建物取引主任者試験合格
平成26年9月 『我総理大臣なりせば』を東京図書出版から発売
平成26年9月 佐竹株式チャートを開発、株式投資研究家となる
平成29年7月 『朝ぼらけ』をAmazonから発売
平成29年12月 『終着駅の手前』をブイツーソリューションから発売
令和2年2月 「tagosaku80」のハンドルネームで「株式塾」アメーバブログより
令和2年5月 『佐竹の社会塾、上巻』『佐竹の社会塾、下巻』22世紀アートより

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