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仏教の哲学

(著) 伊東由文

作品詳細

［商品について］
―どのように生き、考え、行動すれば、幸せに生きることができるのか―
宗教を信じるか信じないか、どの宗教を信じるかといったことは、その人の心のままに決めるしかない。本書は、人がどのように生きるのが良いか考え求めている方々に、お釈迦様の教えという視点から一つの考え方を指し示そうとする書である。仏教へ帰依し、仏教徒として信仰に生きるということはどの様なことなのか、仏の教えの根本のところを分かりやすく記していく。多様な生き方の中に一筋の道を指し示す現代人必読の書。

［目次］
序
第一章　仏教への帰依と信仰
第二章　唯識について
第一節　人間と唯識
第二節　心のはたらきと人間社会との関係
第三章　法ということ
第四章　救いということ
第五章　小乗と大乗
第六章　空と無
第七章　智慧と慈悲
第八章　仏性と悟り
参考文献
著者略歴

［担当からのコメント］
信仰や信心を即迷信と断ずるような思考が科学的とされた時代からそれぞれの心がより重視される時代へと移り変わっている今、仏教の教えは私たちにとって増々有意なものになっていると思います。本書を通じて、ぜひその叡智の一端を感じ取っていただければ嬉しく思います。

［著者略歴］
伊東由文（いとう・よしふみ）
1940年8月出生
出生地：大分県杵築市
本籍：徳島県徳島市
現住所：徳島県徳島市

1959年3月　大分県立杵築高等学校卒業
1963年3月　京都大学理学部数学科卒
1966年3月　京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1966年3月　理学修士（京都大学）　（修士論文）積分幾何学と均質空間における調和解析について
1986年3月　理学博士（京都大学）　（博士論文）Theory of hyperfunctions of general type, J. Math. Kyoto Univ., 28（2）（1988）, 213-265.
1966年4月　徳島大学教養部助手
1967年2月　同講師
1970年8月　同助教授
1978年4月　同教授
1993年4月　同大学総合科学部教授
2006年3月　定年退職
2006年4月　徳島大学名誉教授
2020年11月3日　瑞宝中綬章受章