仏教こそすべて:人の愛に絶望した私を救ってくれた仏の教え
(著) 中津攸子
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[商品について]
―気付きさえすれば、救われる―
東京大空襲のあとの無惨な町の風景、敗戦による価値観の急変、そして家族からの裏切りとも言える理不尽な扱い・・・。人生のすべてに絶望を感じ、時には死をも覚悟した若き日の著者でしたが、ある日仏教の精神と出会ったことで大きな発想の転換に至ります。それは「人は生きているのでなく、生かされているのだ」というものでした。ーーなぜ人は生きるのか、そして人はどう生きればいいのか。その答えを探し求めていたかつての著者が、仏教と出会い、そしてその知慧を生きるために必要な力へと変えてきた人生の証が綴られた一書です。
[目次]
はじめに ――発想の転換
一章 すべてのものは移り変わる ――諸行無常(しょぎょうむじょう)
すべてのものは移り変わる
人の寿命、地球の寿命
無常(むじょう)を生きる
星の数に入らない地球
死に際に光を増す星
法(のり)ということ
百二十五歳を越えられない人間
生とは
二章 自然と人生 ――自然法爾(じねんほうに)
星の大きさ
星の明るさ
輪廻する星
ブラックホール
人類の滅亡
生かされている私
目にしてる星が存在してないことがある
日々新たに
三章 幸せに生きる ――常楽我浄(じょうらくがじょう)
幸せに生きる
本当のやさしさ
本当の親切
協力
自然と人間
慈愛に満ちた言葉
人のために尽くす
個と全体は車の両輪
身体の健康
心の健康
一芸を身につける
遊びごころ
プラス志向
事実を確かめて
四章 自らの思いを浄める ――自浄其意(じじょうごい)
思うようにならない世の中
微笑み
「も」と「しか」
嫌な人とはこちらの影?
みんな旅人
生きるということ
生命の躍動
気づけば無限の愛の中
同行二人
み仏の慈悲の光に生かされて
人生を輝くものとする
解説「本当のやさしさ」を若者たちに伝える人
著者略歴
[担当からのコメント]
その種類や大きさはそれぞれに異なりますが、人は誰しも悩みや痛みを抱えて生きているものです。本書は、かつて人生に絶望を覚えた著者の心の回復に大きく関わっている仏教の精神や自身の体験を、読者へ語りかけるような文体で優しく綴った一書です。ぜひ生きる糧として、本書をお読みいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
中津攸子(なかつ ゆうこ)
東京都台東区浅草に生まれる。東京学芸大学卒。
千葉商科大学評議員・市川学園評議員。
日本ペンクラブ・日本文藝家協会・俳人協会・大衆文学研究会・国際女性教育振興会・全国歴史研究会各会員。
[受賞]
市川市民文化奨励賞・中村星湖文学賞・北上市文化振興感謝状・市川市政功労賞・市川市文化スポーツ功労感謝状
[著書]
『万葉の語る 天平の動乱と仲麻呂の恋』『令和時代に万葉集から学ぶ古代史』『戦跡巡礼』(以上コールサック社)・『万葉の悲歌』『かぐや姫と古代史の謎』『小説松尾芭蕉』『真間の手児奈』『みちのく燦々』(以上新人物往来社)・『風の道』(角川書店)・『和泉式部秘話』(講談社出版サービスセンター)・『下総歴史人物伝』『こんにちは中国』(以上崙書房)・『観音札所のあるまち・行徳・浦安』(中山書房)・『戦国武田の女たち』(山梨ふるさと文庫)・『東北は国のまほろば 日高見国の面影』(時事通信出版局)他多数
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