仁王巡礼ー四国遍路仁王像への旅
(著) 梶田敏彦
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[商品について]
―遍路の旅は心の旅。そこで出会う仁王像は、人の心をうつし出す―
会社を定年退職し、古稀を迎えてこれからの人生を考えたとき、そこにあったのは四国遍路の旅だった。その遍路の中で、私はいつしか仁王像の阿吽の姿の中に、「怒り」だけではない様々な思いを見出すようになった。それは既にこの世を去った父母の姿であり、そして子や孫を持つ自分の姿でもあった。そして今、私は仁王像にカメラを向ける。私の中にある心を、人生を、写し撮るためにーー。リアリズムの中にある心の表現を、仁王像に出会う遍路の旅で追及した珠玉の写真集。
[担当からのコメント]
お寺の門に佇む仁王像をじっくりと眺めるということは、あまりないのではないかと思います。あらためて本書に収められている仁王像を見ていると、怒りの姿なのに何故か安堵するような、不思議な心持ちになります。仏像に対する思いは人それぞれ、貴方は仁王像から何を感じるでしょうか。ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
梶田敏彦(かじたとしひこ)
昭和20年(1945) 愛知県春日井市生まれ(在住)
昭和48年(1973) 勤務する会社で、写真サークルを立ち上げモノクロ写真を中心とした撮影活動(6年ほど)
平成17年(2005) (株)NTTデータを退職
平成19年(2006) NHK名古屋文化センター 近藤誠宏写真教室入講
「フォトグループ風詠」会員となる
平成21年(2009) 「感謝・二人の作品展」開催(写真と妻の押し花)
第94回二科展入選
公募展・第62回岐阜市美術展市展賞受賞
平成22年(2010) 写真展(個展)開催
平成23年(2011) 公益社団法人・日本写真協会(PSJ)会員となる
平成24年(2012) 公募展・第65回瀬戸市美術展市長賞受賞
岐阜市美術展委嘱作家に推薦
平成26年(2014) 第99回二科展入選
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