人間への「問いかけ」

(著) 町屋肇

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[商品について]

現在、地球上のあらゆる生物の頂点に君臨する人類。その優れた知能は自然界でも唯一、その法則や掟に挑戦する権利を獲得しありとあらゆる正義を生み出している。それは生物という存在が「生きる」、「生き抜く」といった目的のみに従い、それ以外人間を縛りつけるものはないからである。しかしこうして掲げられた自由を主張する社会の形、謙虚さを失った人間の姿は果たして正しいと言えるのだろうか。本書ではこのような疑問に立ったところから始まり我々に改めて現状を振り返るきっかけを与えてくれる。我々が後世に残すべきものは何なのか、そう深く考えざるを得ないのである。

[目次]

はじめに

Ⅰ 人間の宿命

ⅰ 生き残りをかけての闘い

ⅱ 欲望による自己保身

ⅲ 人間の生き方

Ⅱ 人類とは

ⅰ 人間と動物の違い

ⅱ 想像の獲得

ⅲ 想像力の弊害

ⅳ 「本能」と「知能」の作用

Ⅲ 限りない欲望

ⅰ 人間の三大欲

ⅱ 食欲

ⅲ 性欲

ⅳ 権利欲

Ⅳ 生命の存在を求めて

ⅰ 夜空を見上げて

ⅱ 宇宙の広がり

ⅲ 宇宙への手がかり

ⅳ 未知の宇宙と謎の物質

ⅴ 地球の歴史と未来

Ⅴ 人間とは

ⅰ 「本能」と「知能」の作用

ⅱ 人間の「性」と「理知」

ⅲ 「心」の葛藤

ⅳ 「本能」と「知能」の融和

ⅴ 生きる「術」

ⅵ 「理知」の作用

Ⅵ 「生きる」とは

ⅰ 「生きる」ための生活活動

ⅱ 「経済行為」の発現と「貨幣」

ⅲ 「資本」の本質

ⅳ 新しい価値観の創造

ⅴ 日常用語から

終わりに

あとがき

[出版社からのコメント]

本書は経済学視点を軸に自然界、人間界における様々な議題を取り上げそこから得られる人間の精神的問題を示唆する一冊になっております。人類の将来を考える上でこのような視点を持つことは非常に重要で有意義な時間を生み出してくれることと思います。

[著者プロフィール]

町屋 肇(まちや はじめ)

1942年 旧満州国生まれ、青森県育ち。

1967年 神奈川大学法経学部経済学科(大熊信行ゼミ)卒業

1967年 特殊法人 公立学校共済組合本部 就職

2003年          同      退職

2003年 財団法人 教職員生涯福祉財団 就職

2008年          同     退職


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