人生シネマーー歳月、そして家族の情景

(著) 清雄策

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作品詳細

[商品について]
―人の営みの豊かさは全てその人の思いの内にある―
33歳で夫と死別し子供三人を抱えて生きてきた母の介護、幼いころから苦楽を共にしビジネスの世界で成功をおさめた弟との突然の別れ、家庭裁判所調査官から簡易裁判所判事に転官して各地を転勤てきた自らの人生ーー年齢を重ねて振り返ったときに初めて見えるその風景を、ときに自ら体験した回顧録として、ときに見聞したことをもとにしたフィクションとして、綴りまとめた人生記。

[目次]
まえがき
Ⅰ 家族の情景
わが一枚の写真
父の手紙
母の生家
初めての東京

初恋
墓参り
受験時代─部屋
師に感謝する
青春の信濃路
野蒜
Ⅱ 介護の日々
介護の日々
母の旅立ち
叔母の墓参り
Ⅲ 実弟との別れ
芳正よ、追いかけてくれ
炎と昇天
Ⅳ 家系について
墓守り
天国の都叔母へ
Ⅴ 家裁事件余話
駿河屋一代記
悲しみは果てもなく
赤いもみじ
Ⅵ 回想の日々
残雪の赤石岳
大井川を遡る
吉野の桜
命の蔓(一)
命の蔓(二)
別れ雪
春の雪
あとがきにかえて
思い出ずる記
著者略歴

[担当からのコメント]
生きる時間と共に積み重ねられていく家族の情景を、温かくやわらかい筆致で綴った本書。その中には貴方の家族の情景もあるかも知れません。人生をじっくりと味わうそんなひと時を、本書と共にお楽しみいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
清 雄策(せい・ゆうさく)

1934年 静岡市生まれ
1959年 東北大学文学部心理学科卒業
      家庭裁判所調査官に任官、少年事件を担当する
1969年 家事事件担当となり、夫婦・親子・相続など家族間の紛争に関わる
1975年 簡易裁判所判事に任官、民事刑事事件を担当する
2002年 同人誌「新樹くらぶ」入会
2004年 簡易裁判所判事定年退官
2005年 家庭裁判所調査官に任官
趣 味 山登り 1994年日本百名山完登
著 書 「山に癒される─裁判官を支えた山」山と渓谷社
    「家族崩壊の光と影─ある家裁調査官の回生への祈り」角川学芸出版

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