久雄ちゃんの歌ーー大河の一滴:斉藤久雄投稿歌集
(著) 斉藤久雄
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―短歌と出会い、短歌をたのしめる、この幸せ―
水に映るさくらの若葉目に泌みてひとり居ること今日は楽しき
それぞれの角度に冬の陽を溜めしテトラポッドの続く海岸
かなしみはそこにあるかと思うほどいとしき色にとける夕闇
この国に生まれ、この国に生きる。その眼は自ずから花鳥風月に向かい、出会う折々の情景は心に口に三十一文字の言葉となって、詩人の命はいま歌となるーー万葉集との出会いに導かれた徒然の日々を、独自の感性で詠んだ心に沁みる歌集。
[目次]
はじめに
平成八年
平成九年
平成十年
平成十一年
平成十二年
平成十三年
平成十四年
平成十五年
平成十六年
平成十七年
平成十八年
平成十九年
平成二十年
平成二十一年
平成二十二年
平成二十三年
平成二十四年
平成二十五年
平成二十六年
平成二十七年
平成二十八年
平成二十九年
平成三十年
平成三十一年令和元年
著者略歴
[担当からのコメント]
千年以上も前に詠まれた万葉集の歌の数々が今もなお心に響くのは、連綿と受け継がれた感性が私たちの中に眠っているからなのだろうと思います。そんな感性の赴くままに詠まれた歌を、ぜひお楽しみいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
斉藤久雄(さいとう・ひさお)
富山県東砺波郡井波町(現在は南砺市井波になります)に昭和十七年十一月に生まれる。
現在は射水市在住。
昭和四十年三月 金沢大学文学部社会学科卒。
トナミ運輸(株)に勤務、財務部長、常勤監査役で退任。
「水無月短歌会」会員。
井波では「久雄ちゃん」と呼ばれていました。
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